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【医師に聞く】スポーツをしていると耳に閉塞感が…これってなんで?

1/18(土) 10:00配信

Medical DOC

走っているときなど、激しい運動の最中に、耳がつまったイヤな感じを体験したことはないですか? しばらくすると治るため忘れがちですが、耳の閉塞感が起こるのはなぜなのでしょう。もし病気の前兆だったら……。理由を八代耳鼻咽喉科の八代先生が教えてくれました。

[この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]

【この記事の監修医師】
八代 利伸先生(八代耳鼻咽喉科 院長)
小さい頃から現医院のある西川口で育った、八代耳鼻咽喉科の2代目院長。慈恵医大卒業後、米国のブランダイズ大学に留学。帰国後、慈恵医大などで講師を務めたが、父が患者さんに信頼されていた地元の医院を継ぐため、平成11年に継承。地域の方々に恩返ししながら、日々の治療にあたる。

耳の閉塞感の原因は主に4つ

編集部:
耳の閉塞感が起こるのは、どのような状態のときですか?

八代先生:
耳の閉塞感が起こる場合、主に以下の4つの原因が考えられます。
-1.耳垢や水などが耳の穴である外耳道につまっている
-2.気圧の変化により中耳の圧が狂っている
-3.耳管開放症(耳管が開きっぱなしになる)
-4.メニエール病など内耳の不調

編集部:
1と2は経験したことがある人も多そうですね。そもそも耳管とはなんですか?

八代先生:
耳管とは中耳と鼻の奥をつないでいる管のことです。中耳という部屋の圧力を調整しており、普段は閉じていますが、あくびやものを飲みこむなどの動作があると開き、中耳と外気の圧を一定に保つように調整しています。

編集部:
気圧の変化が起こると、それが狂ってしまうのですか?

八代先生:
飛行機の上昇や下降による気圧の変化で、耳に閉塞感を感じたことがある人は多いと思います。急な気圧変化により圧の調整ができず、中耳の圧がおかしくなってしまうのです。この場合、あくびをしたり、耳抜きなどをして空気を通してあげると元に戻ります。

編集部:
では3の耳管開放症とはどういう症状ですか?

八代先生:
ふだんは閉じているはずの耳管が、開きっぱなしになってしまう状態のことです。開きっぱなしになると、耳の閉塞感や自分の声が響く、聞こえずらいなどの症状が起きます。

編集部:
どういうときに耳管が開きっぱなしになるのですか?

八代先生:
急なダイエットや病気で食事がとれないなどもひとつの原因ですね。体が痩せたことで耳管も痩せてしまい、開いた状態になってしまいます。そうすると日常的に耳の閉塞感を感じてしまうのです。

編集部:
では日常的に耳に閉塞感を感じるときは、どれが原因か探る必要があるのですね

八代先生:
耳の閉塞感の原因としては、いくつか考えられるので、耳鼻咽喉科で原因を突き止めるといいでしょう。

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最終更新:1/18(土) 10:00
Medical DOC

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