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キャプテンは正直やりたくなかった。北海のエースで主将の大西健斗(現・慶応大)が打ち明けた苦悩

1/18(土) 13:04配信

高校野球ドットコム

 2016年夏の甲子園で準優勝に輝いた北海。その先頭としてチームを引っ張ったのがエースで主将だった大西健斗だ。準優勝にいたるまで、紆余曲折があった。主将としてどんな苦悩があったのか。

大学生になり、さらに凛々しくなった大西健斗

キャプテンとしての苦悩

「キャプテンは正直やりたくなかったです。3年生が負けて、甲子園が終わって1週間のオフで練習が再開した時に監督から言われました。自分の打席、ピッチング、守備に集中したかったんで、喜んで引き受ける感じではなかったです。

 当初は周りの人に気を配っている時間ももったいないと思っていましたから(笑)そこからキャプテンになって、周りも見られない。仲間がどういう状態なのか、チームの雰囲気、そういう細かいことをおろそかにして、結果がでるまで4か月以上かかりました」

 キャプテンの経験もこれまでなく、大西はチームをまとめることに苦労した。その中で気づいたキャプテンに求められる素質とは何だろうか。

「僕が代々のキャプテンの中で一番つらかった自信があります。方向性が決まっていてもスタート地点、成熟度も違いました。選手たちのやる気がなくて、練習も声を出さない。監督にはずっと怒られて、早く帰りたいと思っていました。最後の春から夏にかけては僕は全く何も言わずにやってました。人間は考え方も価値観も違うのでそこをうまくまとめる、見極めるのがキャプテンに求められる素質だと思います。そこはコミュニケーションをとっていくしかないですよね」

 新チームが始まったばかりではどうしていいか戸惑うキャプテンは数多くいるはずだ。チームをうまくまとめ、作っていくうえで何に気を付けたらいいか?大西はこう答えた。

「チームを作るのに何を気を付けたらいいか…なんですかね…新チームは当初は自分の練習よりチームのために動くというか、そっちの方が絶対にいいと思います。僕はキャプテンという名前だけあって、ランニングでは先頭にいますけど、練習が始まったら自分の練習ばっかり集中してやっていました。それだとまとまりは生まれないですし、新チーム当初はチームのために動くスタイルでやった方がいいのかなと思いますね」

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最終更新:1/18(土) 13:04
高校野球ドットコム

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