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韓国政府「投資不振から徐々に抜け出している」…景気持ち直しに近づいたか

1/18(土) 13:12配信

ハンギョレ新聞

企画財政部、「最近の経済動向」1月号 「設備投資は次第に不振から抜け出している」 昨年の不振を“公式化”する代わり、持ち直しへの期待感示す 先行指数の循環変動値も3カ月連続上昇 上昇幅も0.2p→0.3p→0.4pで次第に拡大

 韓国政府が、経済成長を制約していた投資と輸出不振が徐々に解消されていると明らかにした。景気が底を打ち、持ち直す時期が近づいているというシグナルと見られる。

 企画財政部は17日に発刊した「最近の経済動向」(グリーンブック)1月号で、「最近、韓国経済はサービス業の生産と消費が緩やかに増加する中、設備投資も次第に不振から脱しているが、輸出と建設投資の調整局面が続いている」と分析した。グリーンブックは各種経済指標などを総合して1カ月に1回発刊されるもので、現在の経済状況において政府の判断を確認できる。

 これに先立ち、政府は昨年4~10月の輸出と投資などが「低迷する」と表現し、歴代最長期間の「景気低迷」を認めた。さらに、11月と12月には「不振」という用語は使っていないものの、輸出と建設投資が成長を制約する要因として作用していると診断した。新年最初のグリーンブックでは、「不振から抜け出す」と述べ、景気持ち直しへの期待感を込めたものと見られる。

 最近の景気指数もこのような評価を裏付けている。現在の景気を診断できる景気同行指数循環変動値(11月基準)は前月より0.1ポイント下落したが、将来の景気を見通す指標で構成された先行指数循環変動値は0.4ポイント上がった。先行指数循環変動値は9月以降3カ月連続で上昇傾向を維持している。上昇幅も0.2ポイント→0.3ポイント→→0.4ポイントで次第に大きくなっている。景気持ち直しを予測できる指標の変化が感知されるわけだ。

 政府は「対外的にはグローバル製造業景気の改善の兆しの中、第1段階米中貿易合意文に署名が行われ、半導体の業況の回復に対する期待感が高まっている」とし、「ただし、米中交渉の今後の展開状況と半導体の景気回復の度合い、中東の地政学的リスクなど不安要因が常に存在する」と分析した。さらに、「政府はリスク管理に万全を期し、投資・消費・輸出の活力の向上を加速化し、景気持ち直しのモメンタムを早急に構築することに総力を挙げる」と明らかにした。

ノ・ヒョヌン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:1/18(土) 13:12
ハンギョレ新聞

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