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石川遼は2020年初戦を24位「悪いことも、良いことも“ちりつも”」

1/19(日) 18:13配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

◇国内男子&アジアンツアー◇SMBCシンガポールオープン 最終日(19日)◇セントーサGC(シンガポール)◇7397yd(パー71)

【写真】卓球するクーチャー

石川遼は10番スタートの“裏街道”でプレーした最終日にベストラウンドを見せた。46位から1イーグル3バーディ、1ボギーの「67」。通算3アンダーの24位に挽回して2020年の初戦を終えた。

スコアをひとつ伸ばして迎えた後半アウト、見せ場は2つのパー5にあった。巨大な池を左サイドに、反時計回りに半周するような4番。残り250ydの2打目で、石川はアゲンストの風を感じて2Iを持った。グリーン左サイドに切られたピンを、ストレートボールで攻め込みピンそば2mにピタリ。「もっと右から大きなドローで狙っていこうと思ったのを、薄めに狙った。今までなら『ドローがかからなくても、右に行けばいい』と保険をかけているところを『いや、違うな…』と思って。練習で良い球が打てていたので、恐れずに打ってみようと思った」。下りのパットも沈め、2020年初のイーグルを奪った。

右サイドが海になる7番では、残り240ydの第2打をフォローの風にのせ、4Iでグリーン手前のラフまで運んで3オン1パット。「ああいうショットの積み重ねだと思います。悪いことも“ちりつも”(塵も積もれば山となる)だけど、良いことも“ちりつも”。本当に良い経験。積み上げて行かないといけない」と言葉に実感を込めた。

待ち望んでいた優勝争いはできなかったが、開幕戦の終わり方は直近2年とは違うという。決勝ラウンドで上位から後退した2018、19年大会は「ティショットで苦しんでメンタルがズタズタだった」だけに、「今年はティショットが一番の収穫」と連日、大きなトラブルがなかったことにひと安心。「もうひとつ(感じたの)は、アイアンショットがめっちゃ大事やで…というところです」。バーディチャンスを多くつくれなかったのは、1年経って思う次の課題だ。

日本ツアーの第2戦は4月の「東建ホームメイトカップ」。空白期間は戦いの場所を米ツアーのスポット参戦に求める。「次の試合はどこに出られるか分からないけれど、オフの間に体をつくっていきたい」。大逆転での「東京オリンピック」出場に向けても気が抜けない。いつでも臨戦態勢を整えておく必要がある。(シンガポール/桂川洋一)

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