昨年、ドラマ『Doctor-X 外科医・大門未知子』に出演した清水ミチコさん。大ヒットシリーズの生みの親である中園ミホさんと、共にさまざまな作品を作り上げてきた盟友・林真理子さんが、今回のゲストです。後編は、「ミーハーであれ」がテーマです。(構成=篠藤ゆり 撮影=木村直軌)
【写真】消えものに豪快にお金が払える人
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◆ちよっと小出しで出たい時には
中園 真理子さん、さっき「いいことがいくつか」って言ってたけど、ほかにはどんないいことがあったんですか?
林 銀座のクラブから、寒中見舞いにおっきなお赤飯が届いたの。
中園 そういうものが届くくらい、銀座でお金使ってるってことですよ。
清水 へー。なんだかリッチな話。
林 私、東日本大震災後のチャリティーで、銀座のクラブで一日ママをしたことがあるんですよ。銀座のママになってみたいっていう人、けっこういるのよね。そういう人たちと一緒に、1ヵ月間。黒木瞳さんや中瀬ゆかりさんもやってくれて。お店も20時までなら貸してくれる、というので、お客様には1人2万円払っていただいて、みんなで1600万円稼ぎました。
清水 1人2万円って、相場なの? むしろ安いの?
中園 すっごく安いんです。
林 銀座のママたちが使っている美容院も紹介してもらって、あの独特の髪形にするんですよ。それで、歩いている時に黒服の人から「ママ、おはようございます」なんて言われるでしょ。もう、すっごく嬉しかった。
中園 私はお客として行ったんですけど、確かに真理子さんイキイキしてましたね。客あしらいも上手で。
林 そうなのよ。私、天職かと思っちゃった。(笑)
中園 真理子さんは人前に出るのが好きで、お相撲を一緒に観に行くと、「升席はテレビに映らないからつまんない」なんて言うんですよ。
清水 あははは、おかしい。
林 そんなふうに言った?
中園 砂被り、大好きじゃない。私はテレビに自分が映ってるかと思うと緊張して居心地悪いし、升席で飲みながら観たいのに。
林 私、テレビ番組からオファーがあっても、最近あまり出ないようにしてるの。あとで、ネットでいろいろ言われたりするから。ブログもやめたし。
清水 しょげますよね。
林 だけど、「ちょっと小出しで出たいな」という時は砂被り。
清水・中園 (爆笑)
清水 やっぱり面白いなあ。
中園 あと、お葬式に行くと「私のことをカメラがスルーした」とか言うじゃない。
林 違う違う。それは語弊があります。有名人のお葬式や結婚式に行くと、報道陣が参列者の写真や映像を押さえるじゃない。私が通ると「どうする? 一応、押さえておくか」といった感じで、力なく写真を撮るのよ。あの感じが、すごくイヤなの。
清水 あははは、わかるわかる。
林 清水さんの場合、そういうことないでしょう?
清水 いや、わかります。力ないカシャは、肌でわかる。
林 あとはやっぱり、「この人の結婚式は行きたい!」っていうのはあるかな。
清水・中園 ないよ!
最終更新:1/19(日) 12:00
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