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【ロレックス】通信 No.024|初代GMTマスターのパンナムモデルが何と日本で発見!

1/19(日) 7:10配信

ウオッチライフニュース

存在自体が謎に包まれた激レアピースは白文字盤だった

 今回は、筆者が編集長を務めるアンティークウオッチの専門誌「LowBEAT(ロービート)」の2019年4月に刊行したNo.15の記事から、当時に取材させていただいたアンティークウオッチの専門ショップ“クールオークション”の林氏の許可が得られたため、GMTマスターの話題を紹介する。

 この写真を見て「あれっ!」と思った人は多いだろう。そうだ、GMTマスターは本来黒文字盤なのに、それは白だったからだ。実はこの個体! 筆者も初めて目にしたもので、何と当時のパン・アメリカン航空に納入され、その存在自体が謎に包まれていた通称“パンナムモデル”なのである。しかも日本国内で発見されたという驚くべき代物だった。

 そもそもこのGMTマスターだが、パン・アメリカン航空からの要請でロレックスが開発したことはみなさんも周知の事実。そのため時分針と連動したもうひとつの副時針を備えており、24時間ベゼルと合わせて時差のある二つの国の時刻を同時に確認できるように作られたものだ。そして1955年に発表され、当然のごとくパン・アメリカン航空にも納入されたはずである。しかしながら、このパンナムモデルについて詳細はほとんどわかっておらず、多くが謎に包まれていた。

 この個体についてクールオークションの林氏は取材時にこのように語っている。

「パンナムモデルは『本当はなかったのではないか』と疑われるほどに、謎に包まれたモデルでした。私自身も長くこの業界にいますが、本物と確信できる個体を手にしたのはこれが初めてです。特徴的な白文字盤は光沢があり表面が艶やかなため、おそらく樹脂加工が施されているのでしょう。こうした樹脂加工は経年によって変色しやすいため、この個体のような焼けた風合いとなるのが自然なんです。また裏ブタの刻印もよく見ると手が込んでいます。一般的なプレス印ではなく、点字のように細かく打ち付けて刻印されているのです。この個体の前オーナーもパン・アメリカン航空のパイロットから直接譲り受けたということです」

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最終更新:1/19(日) 16:19
ウオッチライフニュース

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