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京都・東山〈LURRA°〉世界に向けて動き出した次世代のレストラン

1/19(日) 15:01配信

Webマガジン コロカル

コロカルニュース

■京都から世界へ働きかける食のプロジェクト
2019年7月、京都は東山に注目のレストランが誕生しました。名前は〈LURRA°(ルーラ)〉。

【写真で見る】京都・東山〈LURRA°〉世界に向けて動き出した次世代のレストラン/京都

「LURRA」はバスク語で「地球」という意味で、Aの上の小さな丸は、その周りを回る月なんだそう。合わせて「世界にここ以外にはないLURRA°という座標」という意味が込められています。

ニュージーランドの〈Clooney(クルーニー)〉というレストランでヘッドシェフ、ヘッドソムリエ、バーマネジメントとして働き、レストランアワード〈Cuisine Good Awards〉で国内最高評価である3ハットを受賞した、ジェイカブ・キアー、宮下拓己、堺部雄介の3人が、日本から世界に向けたプロジェクトとしてスタートした同店。

「京都のように伝統と革新の両方が存在し、自然豊かな国際都市は世界的に見ても多くは存在しません。そのような京都で、食だけではなく、お店全体のシステムやまちに根付く伝統・文化、自然などにまるっと向き合い、多様なアウトプットで世界に向けて発信していけたらと思っています」

とゼネラルマネージャーの宮下さん。何やらただならならぬ気配が漂います。

■世界を旅する気分を味わえるコース料理

メニューはシェフのジェイカブが手がける、メキシコやペルー、日本、アメリカなど様々なバックグラウンドを持つ独創的な料理10品とドリンクペアリング7種の1コース25,000円(税・サ込)のみ。日本の食材を使いつつ、世界中を旅する気分を味わってほしいという想いが込められています。

使用する食材はほとんどが業者を通しておらず、大原や伏見などの野菜や、関西圏内で採れたものばかり。数か月に一度は必ず3連休を取り食材リサーチに出かけ、自分たちの目と舌で確かめたもの使っているんだそう。

お気に入りの京都の食材について聞くと以下のような答えが。

「オープン前に行っていたポップアップイベントで毎回お出ししていた金時人参。日本人にとって馴染みの深い食材ですが、お正月に出される金時人参とまったく違い方法で表現していました。

あと京都・祇園にある千代豆腐さんというお豆腐やさんの湯葉がびっくりするぐらいおいしくて。秋メニューではくるみや焼いた果物、生の柿、ぎんなんなどと合わせた白和えを展開していました」

料理にペアリングされるミクソロジーも、〈季の美〉という京都蒸溜所のクラフトジンや〈京都醸造〉のクラフトビールを使ったカクテルドリンクなどが登場。アルコールドリンクとノンアルコールドリンク両方選択でき、料理と共に味わうことで、香りや味わいが伸びるものを作っているんだとか。

■薪火を見ながら料理を楽しむ

〈LURRA°〉の特徴は料理だけではありません。

お店の設計は〈HIN アーツ&サイエンス 二条通京都〉を手掛けた〈ikken設計室〉が担当。約150年ほど前の町家をリノベーションした店内はまるで友人宅のようなアットホームな雰囲気で土壁や箱階段はそっくり再現され、化粧室も箱庭の3本種のもみじを抜けて行くようなかたちに。外観は伝統的な京町家、中に入ると無国籍とも言える空間が広がり、ギャップに驚きます。

また、キッチンはガスを一切通しておらず、すべて薪火で調理。通常オーブンは300℃まで温度が上昇しますが、窯は600℃まであがり、野菜も水分を残しながらしっかりと火が入って、燻製香が付き今まで味わったことがないほど瑞々しい仕上がりに。

「店内のどの席からも薪火が見えるようになっており、こうこうと燃える姿を見ていると自然と心が落ち着きます」と宮下さん。

お店のシステムは12名一斉にお食事がスタート。部屋の中には燻製の香りで満たされ、一体感が感じられ、友人宅にいるようにリラックスできるんだそうです。

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最終更新:1/19(日) 15:01
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