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成人式、普通に行けなくてごめんなさい 夜廻り猫が描く「記念写真」撮影だけで終わったお母さんとの帰り道

1/25(土) 7:00配信

withnews

成人式に出席しなかった女の子が、「写真だけでも」と勧めてくれた母を思いながら「普通に友達と行けなくてごめんなさい」と振り返ります。「ハガネの女」「カンナさーん!」などで知られ、ツイッターで「夜廻り猫」を発表してきた漫画家の深谷かほるさんが「普通の幸せ」を描きました。

【マンガ本編はこちら】「10年後はお母さんと笑って写真を見ていたい」 夜廻り猫が描く「成人式」

振り袖撮影 はしゃげなかったけど、10年後には…

今日も夜の街を夜周り中の猫の遠藤平蔵。カフェでひとりうつむく女の子に「おまいさん泣いておるな 心で?」と声をかけました。
女の子は、中学・高校といじめられていて、成人式に行きませんでした。「お母さんが心配して、写真だけでも撮ろうって」

メイクして髪の毛を結ってもらい、振り袖で写真を撮りますが、はしゃぐ気分になれません。カメラマンの「お友達と撮る人も多いですよ」といった言葉に、昔を思い出して、だんだんと母の表情も暗くなっていきました。

「『普通に友達と成人式に行けなくてごめんなさい』って、お母さんに今は言えないけど 泣いちゃいそうで」と女の子はつぶやきます。

そんな女の子の様子に、子猫の重郎は何か言いたげにそっと寄り添います。すると女の子は「10年後にはお母さんと笑って写真を見ていたいな 出来るかな……」とほほえみます。遠藤は力強く「出来る」とうなずくのでした。

楽しむ、楽しまない、楽しめない それぞれが「アリ」

作者の深谷さんが成人になったのは昭和57年。お盆の時期に開かれた成人式で、出席する人もそう多くなく、着物の人も少なかったといいます。
「『みんなと同じ』ことにはアンチなのが『普通』でした。楽しむ人、楽しまない人、楽しめない人、それぞれが『アリ』だったんです」

近頃の成人式は、多くの人が晴れ着を着て写真を撮るなど、大勢のにぎやかな様子がニュースで報じられます。深谷さんはそのたび、「楽しめる人ばかりでなく、いろいろな人がいるだろうな、と思います」と話します。
「私は今も『それぞれがアリ』だと思っています。20歳の時に寂しかった人には、より素晴らしい未来がありますように」

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最終更新:1/25(土) 7:00
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