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戦いの始まり(1月20日)

1/20(月) 8:57配信

福島民報

 悔しさは、選手が一番大きいに違いない。全国都道府県対抗男子駅伝競走大会で連覇を狙った本県は十四位に終わった。優勝候補に名を連ねていたが、力を発揮できなかった。それでも最後まで懸命に前を追った。

 全ての区間に、最高の状態の走者を起用するのは難しい。好走が期待された二人は、故障や調整の遅れによって補欠に回った。荷物を運んだり、選手を励ましたりしてチームを支えた。大会記録を上回る展開の中、首位集団に序盤から付いて行けなかった。

 後半の追い上げは圧巻だった。学法石川高三年の松山和希選手は5区、東洋大四年の相沢晃選手は7区で、ともに区間賞を獲得した。相沢選手は二日の箱根駅伝2区で区間新記録を樹立し、次は一万メートルで東京五輪を狙う。県民はテレビの映像に将来、日の丸を背負う姿を思い浮かべた。

 本県の記録2時間19分42秒は、優勝した昨年より1秒速かった。勝者の走りをたたえる閉会式会場で、選手は厳しい表情を浮かべた。安西秀幸監督は再起を誓う。「強い選手を目標に据え、それぞれの力を高めてほしい」。来年への戦いは、もう始まっている。積み重ねる努力は主役の座をきっと奪い返す。

最終更新:1/20(月) 8:57
福島民報

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