ここから本文です

地方創生のヒント語る 「島耕作」の弘兼憲史さん

1/20(月) 9:29配信

福島民報

 会社員の本音やビジネスの最前線を描く「島耕作」シリーズで知られる漫画家、弘兼憲史さんは十九日、Jヴィレッジ(楢葉・広野町)で講演した。「島耕作からみる地方創生とは」をテーマに、地域活性化策や日本の未来について語った。

 故郷・山口県が西日本豪雨で被災した際、独自の方法で復興支援に取り組んだエピソードを紹介した。出荷できなくなった日本酒「獺祭(だっさい)」に島耕作の絵のラベルを貼り、安価で販売。一億円を超える売上を義援金に充てたという。「本来は高額な日本酒が安く手に入る。漫画のファン、日本酒愛好者、蔵元などすべてにメリットがある。ただ寄付するよりも高額になり、この方式は今後広がるのでは」と語った。

 介護、遺伝子操作、素粒子物理学といった問題にも切り込んだ。「医学の発展で寿命が延び、介護の必要な人が増えて国が成り立たなくなる恐れがある。病院ではなく在宅で死を迎えやすくする仕組みづくりが求められる」と持論を展開した。岩手、宮城の両県にまたがる北上山地に建設が構想されている次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」についても熱く語った。

 Jヴィレッジ、DREAM福島アクションプランの主催。約百六十人が来場した。

最終更新:1/20(月) 9:29
福島民報

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo! JAPAN 特設ページ