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東京オートサロンの熱狂ぶりを見て今の日本のプロ野球に似たものを感じた - 東京オートサロン

1/20(月) 10:32配信

carview!

1日あたりの来場者数は東京モーターショーを上回った

いわゆるチューニングカーの祭典である「東京オートサロン2020」が1月10日~12日の3日間開催され、大盛況のうちに終了した。

>>東京モーターショー フォト集<<

3日間の合計来場者数は過去最多の33万6060人。前回比で言うと1.6%増であり、昨年秋に開催された東京モーターショー2019と比べても「1日あたりの来場者数」では東京オートサロン2020が上回っている。

国内乗用車メーカーはトヨタと日産、ホンダ、マツダ、三菱、スズキ、スバル、ダイハツの全社が出展し、それぞれのブースの規模や「気合」のようなものも、東京モーターショーと同等またはそれ以上と筆者には思われた。

輸入車インポーターではメルセデス・ベンツとルノー、ロータス、アストンマーティンに加えて、マクラーレンとゼネラルモーターズ、ボルボが初出展。これらインポーターのうち、昨年秋の東京モーターショー2019にも出展したのはメルセデス・ベンツとルノーだけだ。メルセデスとルノー以外のインポーターは「東モには出展しないけど、オートサロンには喜んで出展しますよ」という選択肢を選んだことになる。

実際、筆者が取材したマクラーレン(初出展)のプレスカンファレンスでは、同社日本支社代表の正本嘉宏氏が東京オートサロンのことを「本当の車好きの祭典」と表現。

これは誤解のないよう申し上げると、マクラーレンが出展しなかった東京モーターショー2019と比較して東京オートサロンのほうが――という文脈での発言ではなかった。

しかし東京オートサロンとは、本稿の冒頭で表現した「チューニングカーの祭典」という枠を超え、もはや「東京モーターショーに対する権威あるセカンドオピニオン」的な立ち位置にまで育ったこと。それを、マクラーレン正本代表の発言と実際の出展メーカー数/インポーター数は如実に物語っているのだ。

流行りはSUVとスープラだがド派手な伝統カスタムも健在

そして東京オートサロンの保守本流である(?)在野のチューニングメーカーおよびチューニングショップ各社のブースにも、アフターパーツ市場の長期的な縮小トレンドをほとんど感じさせない「熱さ」があった。

前回までは勢いが感じられたミニバンカテゴリーこそ「あれっ?」というニュアンスで出展台数が減少していたが、それに代わってSUVカテゴリー(特に新型トヨタRAV4とスズキ ジムニーおよびジムニーシエラ)は隆盛をきわめており、ミニバンとは微妙にジャンルが異なるトヨタ ハイエースのキャンパー仕様なども、依然としてアツさをキープしている。

アツいといえば、今回の在野系の目玉は新型トヨタ「スープラ」であっただろう。思い思いのカスタマイズが施された計20台以上の在野系新型スープラの勇姿は、今後のスポーツ系アフターマーケットの「主役俳優」を新型スープラが務めることを確実に予感させた。

またもちろん、いわゆる鬼キャンやド派手なオバフェン、キンキラキンすぎるスーパーカー等々の「東京オートサロンの伝統芸」と言えるカテゴリーも、若干のシュリンクは感じられたものの、依然として健在といえば健在。これら伝統カテゴリーもまた、今後の日本に長らく存在し続けるのだろう。

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最終更新:1/20(月) 10:32
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