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ソフトバンク甲斐「楽しくて仕方ない」嶋との共同生活はノムラ一色

1/20(月) 8:04配信

西日本スポーツ

 「ノムラの教え」で日本一&世界一! 福岡ソフトバンクの甲斐拓也捕手(27)が19日、沖縄県金武町で行う自主トレを公開した。昨年に続き、野村克也楽天元監督(84)の下、球界随一の頭脳派捕手に上り詰めた嶋基宏捕手(35)とともに自主トレに励んでいる。チームの4年連続日本一はもちろん、侍ジャパンの一員としても東京五輪での金メダル奪取を目標に掲げており、野村イズム満載での“W頂点”を目指す。

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■今季から背番号19

 午前8時50分にスタートした練習は、約30分の昼食タイムを挟み、午後3時まで行われた。時折、南国特有の強い日差しが差し込む中、甲斐は今年から取り入れたヨガに1時間を割き、ランニング、守備、打撃と一気にメニューを消化した。「今年は天気にも恵まれ、毎日、いい練習を送れています」。終了後は充実感を漂わせた。

 2年連続となったヤクルト嶋との自主トレは「毎日が楽しくて仕方ない。寝る時以外は常に野球の話をしている」と笑みをこぼす。捕手として、さらには一社会人としても尊敬の念を抱く先輩との共同生活で、日々成長を実感しているようだ。

 嶋といえば、甲斐が捕手として崇拝する野村氏が楽天監督時代に育て上げた球界屈指の頭脳派捕手だ。「嶋さんは野村さんの教えを受けた方。捕手としての野村さんの考えだったりを聞かせていただけるので、非常に勉強になる」。自身も野村氏の本を読みあさった。嶋のフィルターを通しているとはいえ、間接的に触れる「ノムラの教え」が、すんなりと胸の内に入っていく。

■信頼される捕手に

 嶋自身の言葉も響く。印象的なのは、国際舞台を戦う上での捕手としての心構えだ。「国際大会では自分を信じろ、ベンチを気にして野球をするなとおっしゃっていた。データより、自分の感性を大事にしろと」。今夏はいよいよ、東京五輪が開催される。甲斐は侍ジャパンの一員として大舞台に立つ目標を掲げており、2015年のプレミア12で正捕手として日の丸を背負った嶋の言葉を重く受け止め、日本の金メダル獲得に全身全霊をかける覚悟だ。

 もちろん、チームへの思いもあふれる。東京五輪での金メダル同様、目指すは3年ぶりのペナント奪回だ。「何よりも求められるのはリーグ優勝。それを果たしてからの日本一。嶋さんのように、誰からも信頼される捕手となって達成したい」。甲斐は今季から、かつて野村氏が南海時代に着用した19を背負う。頭も体も「ノムラ一色」となり、日本一&世界一という二つの頂に挑む。 (石田泰隆)

西日本スポーツ

最終更新:1/20(月) 8:04
西日本スポーツ

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