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住宅ローンの団体信用生命保険(団信)って何? 主な団信について解説

1/20(月) 18:13配信

ファイナンシャルフィールド

住宅ローンを組むとき、団体信用生命保険(団信)への加入を求められる場合があります。今回は住宅ローンを組む際に検討するであろう主な団信についてわかりやすく解説します。

団体信用生命保険(団信)とは?

団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローンの返済期間中に返済者が死亡・高度障害状態(両目の視力を完全に失い今後の回復がないような状態など)になった場合、保険金で残りの住宅ローンが全額弁済される保障制度をいいます。

それだけでなく、団信は特約を付けることで保険によってカバーされる範囲を広げることができます。現在、多くの金融機関において住宅ローンの借り入れにあたり、団信への加入は必須となっています。

主な団体信用生命保険(団信)の概要

一口に団信といっても、特約によってその内容はさまざまです。付ける特約次第で死亡・高度障害以外にも所定の状態に該当することで以降の返済が免除されるようになります。

ここでは実際によくある団信について解説していきます。団信に加入する際の参考にしてください。なお、保険料やその他詳細ついては加入前に必ず確認するようにしてください。

・がん保障付き団信
がん保障特約付きの団信に加入すると、がんと確定診断された場合に以降の返済が免除されます。過去がんと診断された経験のある方は加入できなかったり、加入してから保険の対象とされるまでに90日ほどの免責期間があることに注意してください。

・3大疾病保障付き団信
3大疾病保障付き団信は、いわゆる3大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)により所定の手術を行ったり、所定の状態が一定期間継続した場合に以降のローンの支払いが免除されます。

・新3大疾病保障付き団信
新3大疾病保障付き団信とは、先の3大疾病保障付き団信に加え、身体障害者手帳の交付を受け障害の等級が1級、2級と判断されたり、一定の要介護状態になった場合保険金が支払われたりするものです。

・7大疾病保障
7大疾病保障とは、3大疾病に加え、4つの生活習慣病(高血圧性疾患・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変)も保障の対象となるものです。

・8大疾病就業不能保障
8大疾病就業不能保障とは、3大疾病に加えて5つの疾患(高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)で働けなくなってしまった場合、一定期間毎月支払うローンが保険金によって填補さるものです。

さらに、それを超えて長期間働けない状態が続いた場合にはローンの支払いが免除されることもあります。

・11疾病保障団信
11疾病保障団信とは、先の8大疾病に大動脈瘤、大動脈解離、上皮内新生物、悪性黒色腫以外の皮膚がんなどをも保障の対象としたものです。

なお、がんの場合は確定診断によりローンの返済が免除されますが、その他の疾病では180日以上の入院が必要になる点に注意してください。

・全疾病就業不能保障
全疾病就業不能保障では、精神障害以外ならどんなけがや病気でも一定期間働けない状態が継続するとローンの支払いが免除されるものです。免除されるまでの間は毎月の保険料も保障されます。

ただ、働けなくなったことが要件となるので手術を受けたり、病気と診断されたというだけでは足りません。

・団信革命
3大疾病に加えて16の特定状態(片目の視力を完全に永久に失った場合など)と所定の要介護状態となった場合にローンの支払いが免除されるものです。

団信革命はまだ働けるという状態でも適用されることがあります。また、亡くなった場合に保険金が支払われることもあります。

・全疾病保障奥さまワイド
全疾病保障奥さまワイドは保証の範囲が手厚いものになります。8大疾病の保証に加え、精神障害など一部を除きほぼすべての病気やけがによって就業不能状態が12ヶ月を超えて継続した場合に住宅ローンの返済が免除されます。

そのほかにも本人や家族が交通事故により入院した場合に保険金が支払われることもあるなど住宅ローン以外にも保障が及びます。

まとめ

住宅の団信にはさまざまな種類があり、特約により保障内容はさまざまです。団信について悩んだときは専門とするFPに相談するとよいでしょう。

執筆者:柘植輝
行政書士

ファイナンシャルフィールド編集部

最終更新:1/20(月) 18:13
ファイナンシャルフィールド

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