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トヨタとホンダ、「中国で圧勝」はいつまで続く?

1/20(月) 14:20配信

ニュースイッチ

市場停滞の中、19年の販売は大幅な伸び

 経済減速が顕著な中国で、日本車の販売が堅調だ。マークラインズによると、日系メーカーの2019年の合計販売台数は前年比2・7%増の約456万台だった。同年の中国の実質成長率は29年ぶり低水準の6・1%に落ち込み、中国市場全体の新車販売(中国汽車工業協会調べ)も同8・2%減の2576万9000台と2年連続の前年割れ。そうした中で日系勢は新モデル投入などで健闘した。

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 日系車メーカー6社の19年の中国販売はトヨタ自動車、ホンダ、三菱自動車、SUBARU(スバル)の4社が前年比で伸びた。トヨタは新型の「カローラ/レビン」や「RAV4」、ホンダは「シビック」「アコード」などが伸び、両社は過去最高を更新した。

 米中貿易摩擦などに伴う経済減速で、中国の新車市場は低迷している。急成長してきた電気自動車(EV)などの「新エネルギー車(NEV)」販売も補助金削減が響き、初めて前年を下回った。消費者の堅実指向が強まっており、「品質や燃費の良い日本車が再評価された」と日系メーカー幹部は見立てる。

今年は厳しい

 中国の実質成長率は20年も6%前後と停滞しそうで、新車市場も力強さを欠きそう。中国汽車工業協会は20年も2%減少を見込む。ホンダは19年以上の販売を目指すが、「市場が厳しいとの認識は変わらない。その中でどう競争力を付けていくかが重要だ」(首脳)と気を引き締める。

最終更新:1/20(月) 14:20
ニュースイッチ

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