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中国とミャンマーが急接近、少数派迫害への非難の高まりを契機に

1/20(月) 13:27配信

ロイター

  中国とミャンマーが急速にその関係を緊密化させている。きっかけは、2017年にミャンマーが、少数民族ロヒンギャを弾圧しているとして国際社会から非難を浴びたことだ。

 中国の習近平国家主席とミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問は18日、同国のインフラ整備を加速するため、33の協定に署名した。

 これらの協定は、中国が21世紀のシルクロードとうたう経済圏構想「一帯一路」の一部を担うものだ。

 両国はまた数十億ドル規模の巨大インフラ計画「中国・ミャンマー経済回廊」の実現加速でも合意した。

  中国主席のミャンマー訪問は実に19年ぶり。習主席は両国関係が「新時代」を迎えたと歓迎した。

 専門家らによると、ミャンマーはこれまで中国の投資に対する警戒感が強かった。中国とミャンマーは歴史的に緊張関係が続いたが、2017年にミャンマー政府が少数民族ロヒンギャを弾圧したとして国際的な非難を浴びると、両国は急接近した。

 軍の弾圧により73万人以上のロヒンギャが国外避難を余儀なくされ、国連は同国軍に「大量虐殺の意図」があったと認定した。

 一方で中国はミャンマーを擁護。同国政府高官らを戦争犯罪人として起訴するうえで最大の障壁になるとみられている。

最終更新:1/20(月) 13:27
ロイター

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