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三遠ネオフェニックスでBリーグに挑む河村勇輝「チームを走らせ、走らなかったらドリブルでレイアップに行きます」

1/20(月) 17:37配信

バスケット・カウント

送り出す井手口孝コーチ「河村なら大丈夫」

取材・写真=古後登志夫 構成=鈴木健一郎

2019年末のウインターカップで福岡第一を優勝に導き、高校バスケを輝かしい勝利とともに終えた河村勇輝。ようやくホッと一息つける時期がやって来たと思いきや、世代No.1プレーヤーに休む暇はなかった。三遠ネオフェニックスのオファーを受けて、特別指定選手として加入することが発表されたのだ。大学生の特別指定選手は多数いるが、高校生はまだ少ない。河村勇輝が、そして高校から送り出す井手口孝コーチは、どんな目標と目論見を持ってBリーグへと挑戦するのだろうか。


──河村選手が三遠ネオフェニックスに特別指定で加わることが発表されました。高校生が特別指定でBリーグに行くのは前例はあっても多くありません。河村選手だからオファーが来た、という認識で良いのでしょうか。

井手口 私が「春まで暇だろうからやったらどうだ」と話を持ち出しました。それが天皇杯予選で千葉ジェッツと対戦する前のことですね。ウインターカップの前からいくつかお話があって、大学生ならともかく高校生では実際にどうだろうか、練習だけじゃなく試合にも出れるのかなと、いろいろ話をさせていただいて。

河村 井手口先生から最初に特別指定選手の話を聞いた時は、まだウインターカップの前だったので気持ち半分といったところでした。それでも天皇杯での経験があり、短い期間でもプロでプレーできるなら自分にとって良い経験になるとは思っていました。やはり千葉との試合は自分の中ですごく大きかったです。通用した部分はありましたが、でも相手が上手く引き出してくれた印象もあります。特別指定であってもBリーグとなれば本当の勝負事なので、今の自分がB1でどこまで通用するか経験できたらいいと思います。

井手口 高校生がBリーグに特別指定で行くのは基本的には無理だと思っています。やっぱり差があります。それに、大人の中に飛び込むのは良いことばかりではありません。アマチュアらしさ、高校生らしさ、若者らしさというものを失わず、毒されることなくやれる選手じゃないと失敗します。これまでも飛び級で選手をフル代表に送り込んだ時は、あまり良くないことが多かったんです。ウチで優れた選手であれば誰でも彼でも行かせるわけにいきませんが、河村であればどこに行っても大丈夫かなと。また、私自身がプロだからという理由だけで信用しない部分があるので、信頼して預けられるチームが良いと話を進めていました。そういう意味では三遠は北郷謙二郎代表、鹿毛誠一郎GM、河内修斗ヘッドコーチとみんな仲間ですから、安心して任せられます。

──そこは選手というより生徒に対する接し方で、まだまだ井手口先生が道筋を作ってあげる感じなんですね。

井手口 選手ですけど、やっぱり生徒です。彼らにとっての私もコーチであり先生ですから。どんどん上を向いてチャレンジをしてほしい気持ちはありますが、やはりどこかで保険をかけてあげたい。ここで人生の失敗をさせるわけにはいかないという気持ちはあります。

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最終更新:1/20(月) 17:37
バスケット・カウント

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