ここから本文です

誕生死した赤ちゃんに服を着せてあげたい…「天使ちゃんの服」を作り、届ける母親たち

1/20(月) 15:41配信

AbemaTIMES

 この世に灯った小さな命は、時にお母さんのお腹の中で、あるいは生まれて間もなく亡くなってしまうことがある。医療機関で確認された妊娠のおよそ15%が流産になるとされていて、妊娠6カ月半ばの22週未満で亡くなると「流産」、22週以降で亡くなると「死産」と呼ばれる。このうち、妊娠12週以降に亡くなった赤ちゃんは、2017年には2万358人に上る。

【映像】天使ちゃんの服~誕生死だったあなたへ~

 並木クリニック(秋田市)の並木龍一医師は「仕事をしていたから、忙しくしていたから、上のお子さんに手が掛かっていたから、そういった理由で自分を責めてしまう方が非常に多い。しかし自然界には“淘汰”という言葉があるように、そういう形で流れてしまうケースがほとんど。だから私としては“医学的に助けようがなかった、不可抗力です”と強調し、“絶対に自分を責めないでください”と伝えている」。

■「悪いことしたのかなって、やっぱり自分を責めた」

 こうしたケースは「誕生死」とも呼ばれている。女性や家族を支援する秋田市のNPO法人「ここはぐ」が6年前から開いている、月に一度の「天使パパ・ママのお話し会」は、その経験をした人たちが心の内を話せる大切な場となっている。

 「妊娠9カ月入ってたんですけど、心臓が止まってますよと言われて、そのまま次の日に入院して(陣痛)促進剤で死産という形で出産しました。なんでなんでっていうのがずっとありましたね」。
 「私の誕生日に生まれて来てくれた子で。会いたいなって、今でも会いたいなって思うことはあります」。
 「初めての出産が、息子の命日になりました。お腹の中で亡くなっているので戸籍にも何も…。朝から涙が止まらなくて、ずっとこの会に来たくて、みんなとお話ししたくて」。

 代表の小田嶋麻貴子さん自身も2度の流産を経験している。妊娠7週と9週だった。「周りのみんなは当たり前に産まれているように見えたし、なんで私だけ、たまたまが2回も続くんだろう、なんか悪いことしたのかなって、やっぱり自分を責めた」。

1/5ページ

最終更新:1/20(月) 17:06
AbemaTIMES

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo! JAPAN 特設ページ