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【ロッテ】ドラ1佐々木朗希、170キロ目指せる 4スタンス理論で大谷と同じ「B2」

1/20(月) 6:00配信

スポーツ報知

 ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡高=が19日、ZOZOで行われている新人合同自主トレで「4スタンス理論」の講義を受けた。佐々木朗は、憧れの田中将大(ヤンキース)や大谷翔平(エンゼルス)と同じ、かかとの外側に重心がかかる「B2タイプ」。同理論を提唱する整体施術家・広戸聡一氏は、未来のエースの身体的特徴として「肋間(ろっかん=肋骨と肋骨の間)の柔らかさ」を指摘。夢の170キロへ、大器が秘めたポテンシャルがまたひとつ明らかになった。

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 立った姿勢で、重心が足の前後、内外のどちらにかかっているかで4つのタイプに分類し、それぞれに適したトレーニング法や体の動かし方があるとする「4スタンス理論」。佐々木朗はかかとの外側に重心がかかる「B2タイプ」で、日本人投手の頂点に君臨する田中や大谷と同じ。広戸氏によると、同タイプは「膝や肘を柔らかく使えて、しっかりタメを作ってからキレのある動きができる」という。

 講義の中でB2タイプと判定された佐々木朗だが、実は自分がB2であることを「少し知ってました」。小学校の時に同理論を題材にした野球漫画「GRAND SLAM」を読んで自己診断したという。当時から同じタイプのマー君の投球フォームを参考にするなど探究心が旺盛だった右腕。講義で改めて理論を学び、「人それぞれで動きが違うことが分かった。自分に合った理論を実践していきたい」と、今後も参考にしていく考えだ。

 球団が提携している順大での体力測定では、全体的に筋力不足ながら、下半身の瞬発力や肩関節の可動域の広さなど、MAX163キロを生む身体能力の一端が明らかになった。さらにこの日、佐々木朗の体に初めて触れた広戸氏は、整体施術家の視点から「肋間が非常に柔らかい」と、未完の18歳の身体的特徴を指摘した。

 同氏によると肋骨間を連絡する筋肉がある肋間など、体幹部に柔軟性があることで「胴体をすごくうまく使うことができ、(体をたたんで)腕を振り下ろすスペースを作れる」という。これらの特徴から「投げる時にグラブをグッと引きつけて右腕と体を前に持っていく、大谷投手と同じような投げ方ができる」と分析した。

 日本ハム時代の16年に日本人最速記録の165キロをマークしている世界の二刀流との共通点。夢の170キロへ、期待はますます膨らむばかりだ。(星野 和明)

 ◆4(フォー)スタンス理論 人間の体の使い方は先天的に4種類あり、それぞれ立った姿勢で重心がかかる部位に応じて「A1=つま先の内側」「A2=つま先の外側」「B1=かかとの内側」「B2=かかとの外側」に分類されるという理論。それぞれに優劣はないが、タイプによって、より効率的な体の動かし方や強化法があり、日本人投手ではダルビッシュがA1、松坂がA2、野茂らがB1とされている。ゴルフのスイング矯正など各種スポーツに取り入れられており、提唱者の広戸聡一氏は同理論を含む総合身体理論「レッシュ理論」を用いた整体施術院「廣戸道場」を都内などで運営している。

 ◆「GRAND SLAM(グランドスラム)」 「週刊ヤングジャンプ」(集英社)などで11~14年に連載された野球漫画。作者は河野慶。野球経験がほとんどない主人公・世界一心が美咲高の野球部に入部。捕手の蔵座直哉とバッテリーを組み、4スタンス理論を取り入れたチーム作りで甲子園を目指す。単行本は全14巻。

報知新聞社

最終更新:1/20(月) 6:50
スポーツ報知

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