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バイトダンス、モバイルゲームに本格参入か-テンセントの牙城に挑む

1/20(月) 15:50配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 短編動画アプリ「ティックトック」を運営する中国のバイトダンス(字節跳動)は、モバイル分野で最も収益が大きいゲーム市場への参入に備えている。同分野で圧倒的な存在感を示すテンセント・ホールディングス(騰訊)の牙城に挑む。

事情に詳しい複数の関係者によると、未上場スタートアップで世界最大の企業価値評価を受けるバイトダンスは本格的・ノンカジュアルゲームへの進出の旗振り役となるゲーム部門を急ピッチで立ち上げた。この数カ月はゲーム開発会社やタイトルの独占販売権を内々に取得しているという。

バイトダンスは採用にも積極的に動いており、同業他社からトップ人材を引き抜き、1000人余りを擁するチームを構築すると関係者は話した。同社初のゲーム2本が今春に発売される見通しで国内外のプレーヤーを対象にしていると関係者の1人は語った。

アジア専門のゲーム調査会社ニコ・パートナーズのアナリスト、ダニエル・アフマド氏は「自らのアプリで10億人余りのユーザーを抱え、短編動画のリーダーとしての立場を十分確立したバイトダンスは経験豊富なゲーム開発者や人材を取り込むことで複数のゲームスタジオを構築しようとしている」と指摘。

「圧倒的な世界のユーザー基盤とゲームへの投資で今年のゲーム分野を大きくかく乱する可能性がある」と述べた。

バイトダンスとテンセントの担当者はいずれもコメントを控えた。アップ・アニーによると、昨年のモバイル向け支出全体の72%がゲームだった。

原題:ByteDance Plans Assault on Tencent’s Mobile Gaming Kingdom (1)(抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Zheping Huang

最終更新:1/20(月) 15:50
Bloomberg

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