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競合の99%上回るモルガンSのファンド、中国の割安株に投資 (訂正)

1/20(月) 11:39配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 運用成績がトップクラスのモルガン・スタンレーのファンドの一つは、中国を中心としたアジアで豊富な手元資金を持つ消費関連企業に投資している。

ブルームバーグのデータによると、日本を除くアジアの株式に特化した同社の「アジア・オポチュニティー・ファンド」はこの1年間のリターンが44%と、同種のファンドの99%を上回った。2016年の開始から共同で運用しているクリスチャン・ヒュー氏はバランスシート上で債務が低水準または現金収支がプラスで過小評価されている企業が投資対象で、そうした企業の多くは消費関連分野で見つかると指摘した。

運用資産15億ドル(約1650億円)の同ファンドで最も比重が置かれているのが中国で、昨年12月末現在で資産の57.7%を占める。中国は19年に成長が鈍化したが、今年も主要な焦点だとヒュー氏は語った。

1978年に改革・開放政策が始まってから8億人余りが貧困から脱した中国は、消費関連株を探す上で特に魅力的な場だとヒュー氏は説明。同氏が注目している主なテーマはより品質の高い食品や飲料、インターネットサービスへのアクセス、ヘルスケア、子供の教育機会の向上だ。

このため中国でのアジア・オポチュニティー・ファンドの最大の投資先は教育や食品、飲料、飲食店、旅行の分野。フードデリバリーを手掛ける美団点評、高級白酒メーカーである貴州茅台酒、しょうゆメーカーの佛山市海天調味食品などが昨年の運用成績に大きく寄与した。

原題:Morgan Stanley’s Top Fund Buys Undervalued Stocks (Correct) (抜粋)

(c)2020 Bloomberg L.P.

Ishika Mookerjee

最終更新:1/20(月) 17:45
Bloomberg

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