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ちはやふる基金、末次由紀さんが語った「責任」 競技人口増で運営負担「若宮詩暢のような子にできること」

1/22(水) 7:00配信

withnews

 「競技かるた」に打ち込む高校生たちを描いた漫画「ちはやふる」。作品とともに知名度が上がった「競技かるた」ですが、競技人口の増加によって大会の運営費やスタッフ不足などの課題が生まれ、選手のキャリア形成も悩みの種となっています。昨年12月、競技かるたを支援したいと「ちはやふる基金」を設立したのは、「ちはやふる」作者の末次由紀さんです。作品をきっかけにかるたを愛する人が増え、「嬉しいと感じるのと同時に、責任も感じている」という末次さん。基金設立において実感した「漫画の可能性」について、末次さんに聞きました。(朝日新聞デジタル編集部・野口みな子)

【マンガ】「あんたは何もせんのか 大人やのに」ちはやふる基金、末次由紀さんが設立の思いを込めたマンガ

「良い予感」感じた題材

 《漫画「ちはやふる」は主人公の高校生・綾瀬千早が、競技かるたを通して仲間とともに成長していく姿を描いています。2008年より「BE・LOVE」(講談社)で連載を開始した後、2011年にアニメが放送され、広瀬すずさん主演で実写映画化されたことでも話題となりました。「スポ根漫画」と呼ばれるようなかるたへの情熱と、繊細に描かれる登場人物の心情に、多くの人々が魅了されてきました。現在、単行本は43巻まで発売されており、物語もクライマックスに近付いています。》

――末次先生が「ちはやふる」という「競技かるた」を題材として描こうとしたきっかけは何だったのでしょうか。

 百人一首は幼いころから好きで、誰も相手をしてくれないのに百人一首の札を買ってもらって一人で読み上げの録音テープを聴いてかるたをしていました。高校のクラブでも百人一首部に入り、100首覚えていましたが、源平戦をするのがやっとでした。

 当時の担当編集者に「競技かるたの漫画を描いてみませんか?」と言われた時、競技かるたのことは何も深く知らない状態でしたが、熱く深い世界がそこにあるという予感がしました。10秒くらい考えて「できる気がします」とお返事したことを覚えています。そういう直感というか、予感というものは、心がその世界に踏み込むことにyesと言っているかどうかなので、とても大事に思っています。その良い予感を信じました。

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最終更新:1/22(水) 7:00
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