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「トコトコ公太郎」「なんとかのカバン」共感呼ぶ図書館の「覚え違い集」それでも探し出す司書さんのスキル

1/22(水) 7:00配信

withnews

 「村上春樹の『とんでもなくクリスタル』」? 図書館のカウンターで相談されたのは、うろ覚えの本の作者やタイトル。お探しなのは、恐らく『限りなく透明に近いブルー』(村上龍著/講談社)か『なんとなく、クリスタル』(田中康夫著/河出書房新社)ではないでしょうか。そんな「覚え違い」と、探していた本の組み合わせを公開している福井県立図書館のサイトがTwitterで話題です。これまでも度々注目されてきたこの取り組みについて、担当者に聞きました。(朝日新聞デジタル編集部・影山遼、野口みな子)

【画像】「トコトコ公太郎」「なんとかのカバン」…思わずニコニコしまう「覚え違い」の数々

男の子の名前で「なんとかのカバン」

 Twitterで話題になっているのは、福井県立図書館のサイトにある「覚え違いタイトル集」のページです。現在、684件の覚え違い事例が紹介されています。

 例えば「覚え違い?」として紹介されているのは、【男の子の名前で「なんとかのカバン」】。一体これは何の本でしょう? 「こうかも!」の欄を見ると、意外な答えが。

 【『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』J.K.ローリング/作,松岡佑子/訳 2001 静山社】

 確かに、言われてみれば「男の子の名前」と「カバン」が入っています。

 他にも、『100万回生きたねこ』(佐野洋子作・絵/講談社)は「100万回死んだねこ」に、『桐島、部活やめるってよ』(朝井リョウ著/集英社)が「おい桐島、お前部活やめるのか?」に、『とっとこハム太郎』(河井リツ子著/小学館)が「トコトコ公太郎」で覚えているなど、思わず「惜しい!」と言いたくなるものも。

 中には、「タイトル忘れたが、立体的な花の切り紙が載っている本」など、Googleであればどう検索したらよいかわからないものもあります。探していたのは『花の立体切り紙 型紙付きでかんたんに作って飾れる』(大原まゆみ著/誠文堂新光社)でした。

 Twitterでは、「笑ってしまいました」「自分も覚え違いよくある」「これだけの情報で目的の本を見つけられる図書館の司書さんはすごい」などのコメントが集まっています。

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最終更新:1/22(水) 7:00
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