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家庭内の排水、85%も再利用できる浄水タンク。長い目で見れば、費用対効果も◎

1/21(火) 12:00配信

ギズモード・ジャパン

貴重な水を、家庭内でリサイクル!

オランダにある水の都レーワルデンを拠点にするHYDRALOOP社が、家庭内の排水85%を再利用し、消費量を最大45%節約できる浄水タンク「HYDRALOOP」を作っています。

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捨てた水を再利用するのは1回だけですが、それでも水資源をかなり守ることになり、また二酸化炭素排出量を削減することにより、水とエネルギーを節約できるのだそうな。

再利用水はこう使う

一度使った水から汚れを除去して殺菌し、洗車や洗濯、庭の散水、トイレなどへの二次利用を可能にします。

日本は小さな島国なのに、キレイな水が豊富なのでピンと来ないかもしれません。ですが他国では水が貴重なところが多くありますし、人間が使えるのは地球ひとつ分の水と、一見して膨大なようでいて、それでも限りがありますもんね。

「HYDRALOOP」は好気性バイオリアクターやUV消毒などを使い、フィルターや化学薬品を使わない独自技術を搭載しています。シャワーなどで出た髪の毛などのゴミは、内部から直接廃棄され、これ一台が全自動で浄水&貯水と、さらには自らシステム内をクリーニングしてくれます。メンテナンスの機会が少なくて済むのが楽チンですね。

ちなみに各排水との接続は、洗濯機と同じくらい簡単なのだとか。

アプリで可視化

専用アプリにて、いつでも浄水と貯水量をチェックすることができます。それにメンテナンスの時期など通知事項も、お知らせがスマホに届きます。また浄水には20ワットの電力しか使用せず、年間±200KwHになるとのことです。

6段階の浄水プロセスと自ら使用を判断する賢さ

洗濯機の水は、お風呂の残り湯を使う家庭も多いかと思いますが、シャワーもお風呂も洗濯も、ほぼ蛇口からの水でそのまま排水されてしまいますよね。ですがそれらが「HYDRALOOP」に集まり、6段階の浄水プロセスで最も厳しいグリーンビルディング評価システムのLEEDとBREEAMなど、いくつもの国際基準に適合する水質に生まれ変わります。

ほかにも貯水量に応じて、独自の判断で洗濯用水を再利用水に切り替えるなど、賢いという意味でもスマートです。

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最終更新:1/21(火) 14:11
ギズモード・ジャパン

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