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ダボス会議開幕…気候変動がテーマだが、主な交通手段はプライベートジェット

1/21(火) 20:00配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

世界経済フォーラム(WEF)は、「持続可能な世界」を今年の年次総会(ダボス会議)の主要なテーマに設定した。

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しかし、このイベントにやってくる経済界、政界の有名人たちは、大部分がプライベートジェットを使っていて、環境に大きな負荷を与えている。

WEFは、温暖化ガス排出量削減プロジェクトに資金を提供することにより、フライトから排出される炭素を相殺すると述べているが、大気中への炭素の排出を止めることにはならない。

昨年、世界の指導者たちの多くが環境を犠牲にすることで利益を得ていると述べたスウェーデンの10代の気候活動家グレタ・トゥンベリさんが、再びここで演説する。

WEFは、電気自動車の導入、食品廃棄物の監視、再生可能エネルギーの使用など、他の手段を講じていると述べている。

世界経済フォーラムは、ダボス会議の開幕前日に「気候危機が主要テーマの一つになるだろう」と発表した。

そのウェブサイトには、スウェーデンのティーンエイジャーの活動家グレタ・トゥンベリさんが目立つように掲載されている。彼女は2019年のこの会議で世界の指導者たちを批判し、行動するように訴えたが、今年も登場する予定だ。

「地球を守る」は、7つの主要テーマの一つだ。そして、今年のイベントの全体的なテーマは「持続可能な世界のために結束するステークホルダー」。

しかし、問題は、世界の金融エリート、政治指導者、著名人たちがこの小さな町に降り立った時、彼らの移動手段の選択が、イベントと彼らが地球のために達成したいことに効果があるのものかどうかだ。

世界経済フォーラムは、2019年のダボス会議では関連するフライトが600回以上あったが、この数字は「大統領や首相などの公人を考慮に入れて」はいない。「軍用機を使って軍事基地に着陸すると、フライトを把握することはできない」と関係者は述べた。

航空機は2050年までに世界の炭素排出量の22%を占めると予想されているが、世界の政治指導者、ビジネスリーダー、著名人たちは、彼女が昨年そうしたように、トゥンベリさんをまねて列車に乗ることはまずないだろう。

変化を起こす意志がないことは、昨年のイベントでトゥンベリさんが非難した。彼女は、世界で最も力のある人々に、危機を解決する手助けをする力について指摘して、昼食会で驚かせた。

「気候危機は私たちが作り出したものだと言う人もいますが、しかし、それは真実ではありません、誰もが罪を犯しているなら、誰も責任を負わないからです。そして、誰かに責任があります」と彼女は言った。

「一部の人々、一部の企業、特に一部の意思決定者は、想像を絶するほどの金額を稼ぎ続けるために、自分たちが犠牲にしてきた貴重なものの価値を正確に知っている。今日ここにいる皆さんの多くはそのグループに属していると思います」

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最終更新:1/21(火) 20:00
BUSINESS INSIDER JAPAN

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