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紙の厚みでグラデーションを実現する超絶技巧 繊細過ぎる“立体切り絵”に反響

1/21(火) 6:30配信

オリコン

 昨年『カルティエ 伊勢丹新宿店』の大型壁面とオブジェが美しいとSNSで話題になった。壮大な立体作品だが、実は紙で出来た“切り絵”。“切り絵”というと子どもの遊びのような印象もあるが、まさかこれが切り絵だとは誰も思わないだろうというほどの繊細な作品だ。作者は島根在住のSouMaさんで、現在は国内外を問わずアーティスト活動をしているという。制作のこだわりや、今後の展望を聞いた。

【写真】これが一枚の紙…⁉ 繊細なエッフェル塔に思わずため息 他SouMa作品フォトギャラリー

■子どものころから手遊びの延長で創作「特技とも思わないほど自然に生活の中にあった」

――小学生のころから切り絵を作っていたそうですが、切り絵をやってみようと思ったきっかけは覚えていますか?

【SouMaさん】小さい頃から自然な手遊びの延長で創作し始めて、現在の独自の創作方法に至ります。なので“切り絵”という言葉を知る前から遊んでいました。切り絵という絵画の手法があることを初めて知ったのは中学生の頃で、その頃から自分の作風を切り絵と呼ぶようになったと思います。

――小さいころから生活の中にあったのですね。趣味で終わらずに続けた理由をどう分析しますか?

【SouMaさん】趣味や特技とも思っていなかったほど生活に溶け込んでいたからかもしれません。作品を作ることが当たり前でした。遊びの延長として楽しんだり、息抜き方法でもあり…社会人になってからも自宅で作ることを続けていました。そして気付けば本職となっていて長く続いている感じです。

――切り絵が、独自の“立体切り絵”に成長を遂げた理由は?

【SouMaさん】折り紙などの立体造形に切り込みを入れたりするところから始まっているので、私の切り絵作品は初めからずっと立体です。今では平面の作品にもチャレンジしているので、順番が逆ですね。最初から“切り絵”として挑んでいたら、この順番にはならなかったかもしれないなと思います。

――『カルティエ 伊勢丹新宿店』の大型壁面やオブジェの作品が話題になっていましたね。

【SouMaさん】はい、百貨店様からお声がけいただきまして。性別、年齢問わず、本当に幅広いお客さまにご覧いただけました。想像していた以上の多くの反響をいただき、とてもやりがいのあるお仕事でした。

――ものにもよるとは思うのですが…立体作品は制作にどのくらい時間がかかるものなのでしょうか?

【SouMaさん】常に何作品も同時に作っているので、一作品にどのくらいの創作期間をかけているのかはっきり把握していませんが、数日で作るものもありますし、長いものだと一年かけてやっと完成するものもあります。

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最終更新:1/24(金) 18:55
オリコン

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