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「まるで映画の1シーン」シドラ湾事件で活躍した『F-14Aトムキャット』の発艦前を再現

1/21(火) 7:00配信

オリコン

 国産プラモデルが1958年に産声をあげてから60余年、黎明期から現在に至るまで、その歴史を支えてきたのは戦車・艦船・航空機といったスケールモデル(※縮尺に基づいて忠実に再現した模型)だ。中でも、映画『トップガン』でも活躍し、“最高の航空機”との呼び声もある「F-14トムキャット」は今なお根強い人気を誇る。今回、実際に起きた「シドラ湾事件」の1シーンを再現したショウケン(@kn20154)氏に、プラモの原体験や本作への思いを聞いた。

【写真】トムキャット、ゼロ戦、スピットファイア…名だたるエース機をレジェンドモデラーが超“リアル再現”!

■モチベUPのため映画『トップガン』を視聴し、その熱が冷めぬまま制作

――プラモデルの魅力に目覚めた原体験を教えてください。

【ショウケン】幼稚園の頃に兄の影響でガンプラを作ったのが原体験となります。そこからずっとプラモデルを作り続けています。

――最初の頃はガンプラだったんですね。

【ショウケン】中学3年生まではずっとガンプラでした。組み立ててスミ入れするぐらいでしたが、100体以上は制作したと思います。

――では、スケールモデルの魅力に目覚めたキッカケは?

【ショウケン】タミヤ 1/72「スピットファイアMk.I」です。ガンプラを作っている時から「塗装してみたい」という気持ちはあったのですが、全塗装するにはなかなかハードルが高くて。そんな時にこのキットが手元にあって、水性ホビーカラーの筆塗りで完成させました。その時の感動は今でも忘れられず、気が付いたらスケールモデルの世界に足を踏み入れていました。

――そこからは航空機三昧ですか?

【ショウケン】いえ、高校3年間の中でレシプロ機、AFV、艦船と一通り作ってみて、再度レシプロ機に戻りました。その後、気まぐれで購入したタミヤ 1/72「ミラージュ2000」を完成させた時に、自分の中で「これだ!」としっくり来たんです。そこからジェット機を作るようになり、作っていくうちに実機についても調べるようになり、どっぷりハマっていきました。

――今回紹介している機体の名前とテーマを教えてください。

【ショウケン】「F-14A」“ミグキラー”です。1989年にシドラ湾上空で発生した米海軍とリビア空軍との戦闘(シドラ湾事件)で、リビアの「MiG-23」を撃墜したVF-32“スウォーズメン”所属機を再現しました。空対空ミサイルを搭載し、発艦前の緊張感が伝われば幸いです。

――使用したキットやフィギュアは何ですか?

【ショウケン】フジミ 1/72「F-14A」です。30年前からあるキットですが、複雑な機体のアウトラインを見事に捉えており、数あるトムキャットのキットの中でも出色の出来です。フィギュアは同じくフジミのデッキクルーセットです。こちらも出来が良く、飛行機の側に置いておくと雰囲気が出ます。

――本作を制作するきっかけは何ですか?

【ショウケン】月刊『モデルアート』の作例で「F-14D」を制作していたのですが、その際モチベーションを上げる為に映画『トップガン』を繰り返し視聴していました。そして作例の制作終了後も熱が冷めず、勢いのまま作りました。

――確かに、本作からは臨場感だったりストーリー性が伝わってきます。本作でもっとも力を入れた部分と苦労した点を教えてください。

【ショウケン】とにかく全体的に丁寧に仕上げるようにしました。キツめにウェザリングを施してありますが、それも大味にならないように、引いて見た時にまとまっているように意識しました。苦労した点ですが、古いキットなのである程度パーツの痛みはありますし、機首と胴体の取り付けで側面に段差が出来てしまいました。そういった細かい点をなるべく解消するのに時間がかかりました。

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最終更新:1/27(月) 11:25
オリコン

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