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ストロング系チューハイに薬物依存研究の第一人者がもの申す 「違法薬物でもこんなに乱れることはありません」

1/21(火) 11:49配信

BuzzFeed Japan

2019年の大みそか、薬物依存症の専門家によるこんなFacebook投稿が話題になりました。【BuzzFeed Japan Medical/岩永直子】

《ストロングZEROは「危険ドラッグ」として規制した方がよいのではないか。半ば本気でそう思うことがよくあります。私の臨床経験では、500mlを3本飲むと自分を失って暴れる人が少なくありません。大抵の違法薬物でさえも、使用者はここまで乱れません。
結局あれは「お酒」というよりも、単に人工甘味料を加えたエチルアルコール=薬物なのです。そして、ジュースのような飲みやすさのせいで、ふだんお酒を飲まない人や、「自分は飲めない」と思い込んでいる人でもグイグイいけます。そうした人たちが、ビールの倍近い濃度のアルコールをビール並みかそれ以上の早いペースで摂取すればどうなるのか。ただでさえ人類最古にして最悪の薬物といわれているアルコールですが、その害を最大限に引き出す危険な摂取法です。
お酒はお酒らしい味をしているべきであり、公衆衛生的アプローチを考えれば、本来、酒税は含有されるアルコール度数の上昇に伴って傾斜すべきです。それなのに、「税収ありき」の国の二転三転する方針にメーカーが追い詰められて、確実におかしな事態を引き起こしています。》

口当たりがよくお酒が苦手な人でもぐいぐい飲めるのに、アルコール度数が高い「ストロング系チューハイ」。自分を失うような飲み方がみられ危険ではないかと、問いかける内容でした。

Twitterでもスクリーンショットが拡散され、まとめ記事に引用されるなど話題になったこの投稿ですが、どのような意図があったのでしょうか?

「アルコールは、むしろ違法薬物よりも健康や社会に対する害をもたらすことがある」と話す、投稿主の国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部長、薬物依存症センターセンター長である松本俊彦さんにインタビューしました。

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最終更新:1/22(水) 7:27
BuzzFeed Japan

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