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【相談実例】貯蓄額7200万円ですが、夫が休業し老後が不安です

1/21(火) 17:50配信

ファイナンシャルフィールド

水本さん(仮名56歳)は夫の体調不良がきっかけで、老後に不安を持つようになりました。夫の仕事の休業が長引き、このままでは貯蓄が底をついてしまうのではないかと心配になったのです。

しかし、水本さん夫婦の貯蓄額は7200万円です。一般的には十分な貯蓄額と思われます。それでも不安だという理由は何でしょうか

体調悪化による収入減

水本さんの夫は、現在57歳。定年は60歳なので、あと3年あります。しかし、半年前から体調を崩し、現在は休業し、傷病手当金をもらって生活をしています。水本さん自身も体力的に働くことは厳しく、今までずっと専業主婦をしてきました。

水本さんが、今回、老後に不安を持ったのは、夫が休業したことで家計が急に苦しくなったためです。傷病手当金をもらっているものの、傷病手当金は標準報酬月額の3分の2です。

標準報酬月額とは、通勤手当や残業手当等、各種手当を含んだ総支給額を一定の金額ごとに分けたもので、月収と金額はほぼ同じです。傷病手当金は非課税ですが、社会保険料は免除されません。収入が減り、今まで負担に感じていなかった家賃に負担を感じるようになったのです。

休業前後の家計状況

水本さんは夫婦2人で賃貸マンションに住んでおり、現在の家賃は18万円です。家賃は相場より高めということでした。その他の生活費は約20万円なので、月の支出は約38万円です。

一方、今までの夫の月収は約60万円、手取りにすると48万円ほどでした。今回、傷病手当金は約40万円、住民税と社会保険料を差し引くと実質の収入は30万円ほどです。

そのため、休業前は毎月10万円ほど貯蓄ができていましたが、今は毎月8万円の赤字です。そして、老後の年金も夫婦合算で月額30万円の見込み、今と同じレベルの収入となるため、毎月8万円赤字が発生する計算になります。

この先、赤字生活が何十年も続くかもしれないと考えると不安になり、引っ越しを考え始め、夫に引っ越しを提案しました。ところが、夫はあと4ヶ月で復帰できるから引っ越しは不要といいます。

しかし、あと4ヶ月の根拠はありません。水本さんは納得できず、引っ越しがだめなら、今度はマンションの購入を検討し始めました。

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最終更新:1/21(火) 17:50
ファイナンシャルフィールド

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