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巨人・平間 隼人が「育成1年目・一軍キャンプ大抜擢」された理由

1/21(火) 11:41配信

高校野球ドットコム

 注目度が高い読売ジャイアンツの新人選手。今季、キャンプ一軍スタートが有力となっているのが、四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスから育成ドラフト1位で入団した平間 隼人内野手(1996年12月16日生・23歳・右投左打・173センチ75キロ)である。

【写真】鳴門渦潮時代、坊主頭に丸めていた平間隼人選手の貴重な制服姿

 確定となれば「球団史上初」と言われる育成新人選手の大抜擢。ただ、地元の鳴門渦潮高卒業後、2015年から5シーズン近く在籍した徳島インディゴソックス関係者に話を聴くと、この出来事は決してサプライズだけでないことが見えてきた。

 まずは二人三脚となって平間の成長を後押ししてきた橋本 球史コーチは、昨年3月に海陽町で開催された春季キャンプでの逸話を披露。「昨年スタートの時点で技術面ではNPBレベルにあるとは感じていたが、朝食前1時間、全体練習・夕食後25時までのスイング練習を通じて自分から厳しさを求めるようになった」と一軍の舞台で活躍するに必須となる体力ベースの成長を指摘。

 また、「平間は徳島インディゴソックス時代から藤田 一也(徳島県鳴門市出身・東北楽天ゴールデンイーグルス)とオフに合同自主トレーニングをしているが、今年は自分から『藤田さんとお願いしたい』と連絡をしてきた。どん欲さが出てきた」と心の成長を認めるのは、自らも藤田選手と共に近畿大でのプレー経験を有する南 啓介・球団社長。

 加えて日本球界屈指ともいえる内野守備の名手から学んだ守備力や「ポテンシャルは持っていたが、昨年にスタートの意識を植え付けてから一気に上がった」(橋本コーチ)昨シーズンリーグ盗塁王(43盗塁)の走力は、昨シーズン、チームトップとなる15盗塁などでブレイクした徳島インディゴソックス時代からの先輩・増田 大輝とは一味異なるスパイスを巨人軍に与えてくれそうだ。

 「巨人のスカウトからも『守備と足、打席での粘りは一軍でも通用する』と評価を受けていた。一年目から一軍キャンプに帯同できることは幸せなことなので、彼のらしさである元気を出して、すべてを出してほしい」(南社長)「増田の活躍もあってもらえたチャンスだと思う。独立リーグの代表としても頑張ってほしい」(橋本コーチ)。このように徳島・四国からも託された想いを全力で表現する平間 隼人の闘いは、2020年2月1日・宮崎の地で始まる。

寺下 友徳

最終更新:1/21(火) 11:55
高校野球ドットコム

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