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新型肺炎で新たに1人が死亡~30億人が世界中に移動する春節でのリスクは

1/22(水) 11:40配信

ニッポン放送

ニッポン放送「ザ・フォーカス」(1月21日放送)に中央大学法科大学院教授・弁護士の野村修也が出演。新型コロナウイルスの対策について解説した。

中国新型肺炎 死者4人に

中国武漢市の衛生当局は21日、新型コロナウイルスによると見られる肺炎で89歳の男性が死亡したと発表した。これにより死者は4人となった。こうした感染拡大を受け、WHO(世界保健機関)は「国際的に懸念される緊急事態」にあたるかを判断する専門家による緊急会合を22日に開くことを発表した。

森田耕次解説委員)新型のコロナウイルスによると見られる肺炎で亡くなった方がこれで4人ということになりました。武漢市内で医療従事者15人が新型コロナウイルスに感染したことも明らかになっています。中国政府の専門家チームは、「人から人に感染したことが証明された」と明言しています。武漢市の感染患者は、これまでで198人。上海市でも2人目の感染が確認され、この他北京で5人、広東省で14人、中国国内でこれまでに少なくとも219人の感染者が確認されています。海外では日本で1人、タイで2人、韓国で1人の感染が確認されているという状況です。中国政府の専門家グループは、春節の連休が24日から始まるということで、発症者はさらに増えるだろうと予測しています。「熱が出た人は武漢を出ない方がいい」と指摘しまして、「強い感染力を持つ患者(スーパースプレッダー)の出現を防がなければならない」と危機感を示しています。一方、日本政府は肺炎対策の関係閣僚会議を21日に開き、水際対策の徹底や患者の確実な把握、情報収集の徹底と迅速、的確な情報提供を行う方針を決めました。

安倍総理大臣)厚生労働大臣をはじめ、関係閣僚におかれては徹底した対応方針の下、検疫における水際対策の一層の徹底。国内で感染が疑われる患者等を把握し、検査する仕組みの着実な運用。国際的な連携を密にし、感染者の発生状況等の情報収集の徹底などに万全を期してください。その上で、国民に対し引き続き迅速かつ的確な情報提供を行っていくよう、よろしくお願いします。

森田)安倍総理はこう述べまして、武漢に加えて上海からの入国客に対する空港での対策も強化して、体調や薬の服用状況の申告を呼びかけるカードを配布すると。武漢から来た人は入国前に症状の有無や日本国内での連絡先を訪ねる質問票を記入してもらうと。一応日本は関係閣僚会議を開いて対策を決めたということですね。

野村)どのくらいの拡大があり得るのか見通しが立っていないので、あまり警戒し過ぎるのもどうかと思いますが、何と言っても水際できちんと管理できなければ国内のあらゆるところで感染していく危険があります。私たちも自分のこととして管理していかなければいけないと思います。

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最終更新:1/22(水) 13:01
ニッポン放送

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