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昭和94年(!!)暮れの小湊鐵道がほんわか完全に「昭和」 ……まるで本物PV「中の人」も感激

1/22(水) 12:32配信

ねとらぼ

 令和、平成を飛び越えて、昭和までタイムスリップ? 千葉県のローカル鉄道「小湊鐵道」の風景をまとめた動画に「中の人」も反応して話題になっています。

【画像】「完全に昭和」な場面

 制作は、これまで「運行を終了する上野動物園モノレールの動画」や「箱根登山鉄道のすてきな鉄道マンを映した動画」などなど、鉄道および鉄道員への深い愛情を感じる鉄道動画を多数公開してきた、特急ぬめり(@NumeriExpress)さん。動画は2019年12月31日に公開されました。

 動画に添えられた「昭和94年」(注:正しく令和に直すと令和元年)という文字の通り、平成どころか昭和のものとしか思えないような懐かしさを覚える小湊鐵道とその人々の営み、光景をまとめています。

 映像の冒頭、「サボ」と呼ばれる列車の行き先を表示する板を手動で交換している様子がなんともいい! 昨今の行先表示はLEDパネル、少し古くても電動の幕式によるものが主流ですが、小湊鐵道ではサボを手作業で交換する風景を見ることができます。

 車両の窓の上に貼られた「冷房車」のステッカーも、鉄道車両にクーラーが付いているのが当たり前でなかったころを想起させるアイテムです。そして小湊鐵道の踏切の音は、スピーカーから出る電子式の「カンカン」音ではなく、設置された鐘を本当にたたいて鳴らします。電鈴式と呼ばれるこのような踏切も、今となっては全国的に大変珍しいものです。

 五井駅を発車するシーンでは車掌さんと駅員さんがあいさつを交わしています。ホームの雰囲気と相まって、どこか懐かしさを感じます。

 駅員さんが見送り、赤いテールライトを灯しながら去っていく様子を駅の跨線橋から映したアングルもファン心をくすぐる、さすが! な構成です。左奥には車庫があり、ディーゼルカーと「里山トロッコ」の客車が停まっています。右奥に映るホームはJR線ですが、木造の連絡橋が印象的です。このアングルは特急ぬめりさんも特にお気に入りだそうです。

 車掌のアナウンスが流れる車内に場面が移ります。ローカル線ではワンマン化が進み、自動音声による車内放送が増えてきているので、この様子も珍しくなりつつあります。

 最後は夕暮れに向かって去っていく列車を俯瞰したシーン。街の灯りとオレンジ色の空が映画のラストシーンのようです。

 この動画に対してSNSでは「マジで昭和だ」「懐かしい風景」などと好評。昭和を知る人も、まだ生まれていなかった人も、「これが昭和だったんだな~」と同じように感じられたようです。

 さらに、小湊鐵道公式Twitterもこの動画に反応。「結構なお金払って作ったPVみたいな感じに仕立てて頂いて感激しました」と大絶賛していました。

 小湊鐵道は2019年9月の台風15号で被害を受け、運休を余儀なくされています(2020年1月20日現在)。一時は全線で運転を見合わせるほど苦しい状況が続きましたが、順次運転を再開し、残る養老渓谷~上総中野間も2020年1月中復旧予定と告知しています。全線復旧、もうすぐです。本当によかった!

 令和2年は、無事全線復旧した昭和95年(!)の小湊鐵道へ遊びにいってみてはいかがでしょうか? 東京駅からほんの1時間ほどで行けますよ!

(呼んでる渋沢)

ねとらぼ

最終更新:1/22(水) 12:41
ねとらぼ

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