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「やりたいことを優先できる」「おかしい部分は変えていきたい」 働く上での葛藤を描いた2つの漫画に反響

1/22(水) 8:40配信

オリコン

■今後もリアルを発信し続ける 「閉鎖的な広告業界が働きやすい業界になって欲しい」

 2つ目の作品は、「広告代理店で受けたパワハラの話」というタイトルで投稿された漫画だ。先輩から受けたパワハラの話が描かれているが、投稿主の広告女子ぱすたさんは現在も仕事を辞めることなく、「大好きだ」という広告の仕事を続けている。SNSで広告業界のリアルを発信するのには、ある理由があるという。

 新卒として配属後、入社7年目のS先輩の下で仕事をすることになったぱすたさん。23時から打ち合わせを入れられたり、土日祝日も無給で働かされたり、「飲み会も仕事!」と朝の4時まで連れ回されたりする日々を送ることになる。そんな中、S先輩が担当する案件で前払い金の入金漏れが発覚。ところが、「お前が後輩なんだから、お前のミスだろ」と、S先輩は無関係のぱすたさんに責任を転嫁。しかも、S先輩は「本当のことを言ったら役員に根回しして辞めさせる」といった脅しまでかけてきた。

 この件がきっかけとなり、ぱすたさんは心身を崩してしまい、S先輩のチームを外れることに…。「少しでも、S先輩のような人が業界から減ることを祈るばかりです」と、漫画の最後でぱすたさんは訴えている。

「この漫画を描いた目的は、私が経験した広告代理店でのパワハラのリアルを知ってもらい、業界で当たり前になっていることを、「おかしい」「変えなければ」と少しでも多くの人に思ってもらうため。また、この話は広告業界に限った問題ではないと、様々な意見・感想を通して知りました。この漫画を通して、共感したり、自分自身が抱える辛さに気づいたり、また周囲に似たような状況の人がいたら助けようと思ったり、そういった人が少しでも増えて欲しいと思います」

 「良いこと・悪いことも含めて、広告業界のリアルを赤裸々に発信していきたい」と、今後も漫画を描き続ける決意を覗かせるぱすたさん。

「私が最も驚いたのは、『広告業界って、本当にこんな感じなんですね!?』という声。私にとっては当たり前だった広告業界の日常が、他の人にとっては全く当たり前でないと初めて知りました。だからこそ、私の漫画を通して、広告業界がどんな業界なのかを、業界外の人にも知ってもらいたい。それによって、閉鎖的な広告業界が少しでも外の意見を取り入れ、今よりも社会に向けて開かれ、多くの人にとって働きやすい業界になって欲しいと思っています」

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最終更新:1/25(土) 6:25
オリコン

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