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明治が市販用アイス全商品で賞味期限表示へ、6月「明治エッセル スーパーカップ」から開始

1/22(水) 18:07配信

食品産業新聞社ニュースWEB

〈2021年4月をめどに全商品で展開へ、省略認められるも食の安心に応える〉

明治は、市販アイスクリームに、法的に表示の省略が認められている賞味期限を、今年6月からパッケージに明記、表示する。まず主力の「明治エッセル スーパーカップ」シリーズから展開し、2021年4月をめどに同社のすべての市販アイスクリームに表示する予定。

現在販売中の「エッセル」7品(個食、箱入りマルチパック)のうち「超バニラ」や高価格帯「スイーツ苺ショートケーキ」など6品は、賞味期限が製造から24カ月、マルチ「クッキーバニラ」のみ賞味期限14カ月の設定で、容器のカップの底面とマルチパックの側面にそれぞれ賞味期限の年月を表示する。

導入した背景にあるのは、消費者の「食の安全」への高まりと、近年、同社お客様相談センターに、アイスの賞味期限に関する問い合わせ件数が増加傾向にあること。消費者調査を実施した結果、アイスの賞味期限の表示を希望する回答が多かったことなどから、「安心」が最重視され、その傾向が強まっているとして、食品表示基準の規定により表示の省略が認められているアイスで、あえて表示を導入することに踏み切った。

「クッキーバニラ」のみ賞味期限が14カ月なのは、使用している素材が理由で、1品ごと検査し、おいしさが担保できる期間の設定となる。海外でも一般的にアイスの賞味期限は2年程とされており、これらも参考にした。

なお国内のアイスで賞味期限を表示しているのは、自社で販路、ショップをもつ専門店のシャトレーゼくらいで、スーパーやコンビニに卸しているメーカーのアイスでは初となる。アイス業界にとっては衝撃かつこれがどう市場に影響するか注目であり、6月以降の動向に関心が集まる。

食品産業新聞社

最終更新:1/22(水) 18:11
食品産業新聞社ニュースWEB

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