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<高速バス>大多喜-品川往復路線、9月には全廃見通し 品川駅再開発の影響で

1/22(水) 12:44配信

千葉日報オンライン

 千葉・大多喜町と東京・品川を毎日6往復している高速バスが、4月1日から1日3往復に半減することが21日、同町などへの取材で分かった。運行会社が同路線から撤退するためで、さらに9月30日には品川駅前の再開発に伴い残る3往復も乗り入れできなくなり、同町と品川を結ぶ高速バスは全て廃止される見通し。

 町企画課によると、高速バスは町と小湊鉄道、京急バスが5年間の協定を結び2015年12月から運行。町が赤字分を補填(ほてん)していた。

 協定の期間が切れる3月末で、1日3往復していた京急バスは「人員不足」を理由に撤退すること決めた。このため、4月からは小湊鉄道の1日3往復だけに半減する。

 さらに、10月以降に開始予定の品川駅前の再開発工事に伴い、同駅周辺のバス停が暫定的になくなるため高速バスの乗り入れができず、小湊鉄道便も9月末で運行終了となる。

 品川路線の縮小を受け、町は、町民への通勤や通学、法人向けの運賃補助については9月末まで継続。4月から通学利用者向けに、町内に停留所がある勝浦と東京駅を結ぶ高速バス利用で運賃補助を検討している。

 品川を往復する高速バスは15年の運行当初、月平均の乗客数は約500人だったが、19年には約2千人と右肩上がりに増えていた。人口減少が進む中、町としても移住定住は喫緊の課題として施策展開に力を入れており、同課は「都内の会社や学校に通え、交流人口を増やせる高速バスは不可欠」と説明。10月以降の品川方面への新規路線についてバス会社と協議したいとしている。

最終更新:1/22(水) 12:44
千葉日報オンライン

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