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2年秋から高卒プロの可能性を示していた阪神4位の遠藤成(東海大相模)の強みを徹底分析!

1/22(水) 20:12配信

高校野球ドットコム

 阪神ドラフト4位の遠藤成。毎年、東海大相模は全国各地から好選手が集まっているため、技術が高い選手は多い。しかし上手いから高卒からプロにいけるのではなく、そこからすごいと思わせるパフォーマンス、また高卒プロでもいけるだけのフィジカルの強さがなければならない。

ピースする姿も絵になる遠藤成(東海大相模)

その点、遠藤は2年秋の時点で高卒プロにいけるだけのパフォーマンスを示していた。

その理由について紹介していきたい。

(体の強さ・肩の強さ)
 まずここに尽きる。もともと最速145キロの速球を投げる投手だっただけあって、肩の強さが群を抜いており、天性のものがある。そして合同自主トレでも存在感を示しているように、スタミナ、そして抜群の打球の飛距離を生み出す体幹の強さ、脚力の高さ、下半身の強さは遠藤に並ぶ高校生はなかなかいなかった。

(打撃)
 
 対応力が高く、広角に鋭い打球を飛ばせて、下半身主導でタイミングをとっていくので、速球、変化球にも対応ができる。フィジカルの強さだけではなく、技術的にも高度な選手だ。

 スタンスはオープンスタンス。重心を下げてボールを見ている。

 シンプルにボールが見られる構えであり、高確率でボールをとらえることができるのも伺える。

 投手の足が下りたところから始動を仕掛けるスタイルで、早めに仕掛けて立ち遅れをなくす意識が見られる。  トップの動きをみると、しっかりと深めにバックスイングをして、体の捻りを入れることで、体幹を鋭く回転できる準備ができていて、強靭な肉体を生かせる体の使い方ができている。

 遠藤がうまいのはこれほど大きく使いながらも右ひじと左ひじが開かず内回りのスイングができていること。左投手の内角も打ち返すことができていたので、技術的には非常に高度なものを持っている。

 そのため木製バットの対応力は高く、日本代表入りしても力強い打球を飛ばしていた。

(守備)
 三塁・遊撃・外野で守る姿を見たが、断然うまいのは、三塁。球際に強く、ライン際の打球を軽快にさばいて、深い位置からでも刺せる強肩はプロの世界でも武器になりそうだ。

 経験が少ない、外野守備は後方の打球だけではなく、前方の打球にも苦労していたが、出場機会を増やすことを考えると外野守備は磨く必要もあるが、まずは内野でしっかりと守れる技術を身に着けたい。

将来の可能性

 高卒プロで鍛えるだけの体力、技術は備わった選手。

 高卒1年目から二軍で50試合出場は見込めそうな選手だ。まずは打率2割前後、本塁打5本は目指していきたい。

 将来的には、糸原 健斗、木浪 聖也など左の若手内野手を脅かす存在となるのではないだろうか。選手としてのポテンシャルの高さは阪神に在籍している野手の高校時代と比較しても上回っているものはあるので、ぜひプロで通用する技術を身に着け、二けた本塁打を狙える内野手に成長することを期待したい。

最終更新:1/22(水) 20:12
高校野球ドットコム

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