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【喜びは一般道からサーキットへ】アルピーヌA110 S 試乗 引き締まった足と+40ps

1/22(水) 10:20配信

AUTOCAR JAPAN

パワーアップだけではない高速化メニュー

text:Richard Lane(リチャード・レーン)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)
 
AUTOCARでは、満点の最高評価を獲得したアルピーヌA110。標準モデルより、A110 Sが本当に良いのかどうか、気になる点はそこに尽きる。アルピーヌとしても、自慢の軽量スポーツカーに「S」バージョンを用意する意図は、本来、標準モデルより良いクルマを追加することにあるはず。

【写真】ライバルはこれ GTSとカップ250 (114枚)

A110 Sへは40psのパワーアップに短いスプリング、硬いアンチロールバー、大径のブレーキと幅広のタイヤが与えられている。内容的には、他メーカーがクルマを速くしようと考えた時に施すメニューと同じ。大抵は同時に、運転体験もより良いものになると主張される。

アルピーヌによれば、標準のA110は既に狙った通りのクルマに仕上がったとしている。改良を加え、よりシリアスなモデルを準備する予定はない。このA110 Sは単に別のバージョンで、主にサーキット向けの味付けを施したクルマとのこと。上下関係は存在しないようだ。

A110 Sの英国での価格は5万6810ポンド(812万円)で、同等の装備を持つA110より7000ポンド(100万円)ほど高い。販売台数はA110とA110 Sとの比は3:1になると見込まれている。

今回の試乗車には2208ポンド(31万円)のカッコいいカーボンファイバー製ルーフに、936ポンド(13万円)の鍛造ホイールが追加されている。

ほかにも細かなオプションが追加され、試乗車は総額で6万3000ポンド(900万円)。この金額は6気筒のポルシェ・ケイマンGTSとほぼ同額となる。

ボディサイズや雰囲気からすると、明確なライバル関係にもある。いつか比較する日も来るだろう。だが、新しいポルシェ製自然吸気4.0Lフラット4が、アルピーヌの2.0L直列4気筒ターボと比較対象となるのかは、疑問を感じるところだ。

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最終更新:1/22(水) 10:20
AUTOCAR JAPAN

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