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【巨人】原監督、カネやんに誓った「全力プレー」…金田正一さん「お別れの会」

1/22(水) 6:00配信

スポーツ報知

 プロ野球歴代最多の400勝投手で、昨年10月6日に急性胆管炎による敗血症のため86歳で死去した金田正一さんの「お別れの会」が21日、東京・千代田区の帝国ホテルで行われ、球界関係者ら約500人が出席。一般献花にも約400人が集った。弔辞を読み上げた巨人の原辰徳監督(61)は「僕にとって鉄人、神様」と敬愛する金田さんが大切にした「全力疾走、全力投球、全力スイング」の精神を継承すると誓い、日本一へ決意を新たにした。

 大先輩への思いを弔辞に込めた。原監督は野球場型の祭壇、金田さんの豪快な投球フォームの写真を見上げながら、4分22秒のメッセージを読み上げた。「幾度となくアドバイスを下さりました。全力疾走、全力投球、全力スイングはできているか―」

 全力プレーを貫くには土台が必要。金田さんは現役時代、徹底した走り込みで下半身を鍛えた。原監督は指導者になってから何度も教わったという。「キャンプで全力で投げて、全力で走ってバットを振れるか。それもできずして技術を追い求めても、入ってくるはずがない。そのへんの厳しさはありました」。普段から選手にコンディション管理を厳しく要求するが、根底には金田さんの助言がある。

 通算400勝、298敗、4490奪三振、365完投、14年連続20勝。いずれも不滅の大記録だ。「考えられない数字。記録というのは破られるためにあると言う人もいますが、これを破るのは大変な方。僕にとって鉄人、神様みたいな人ですから」。食事、柔軟体操、徹底した自己管理。敬意を込めて「私にとって野球博士」と表現した。

 シーズン中は、何度も電話で励まされた。「時に褒めてくださる言葉もあるんです。『たっちゃんすごいよ、君はすごい』と。忘れられないくらいうれしかった」。毎年2月になると「たっちゃんのところに行ってくるわ」と巨人のキャンプ地訪問を楽しみにしていたという。だから、長男・賢一さんから弔辞を頼まれた。

 背番号「34」は球団の永久欠番。金田さんにいい報告をするためにも、今年は8年ぶりの日本一を取りにいく。「たくさんの教えは私が後世に伝えていきます」。偉大なレジェンドの哲学を継承し、巨人をもっと強くする。(片岡 優帆)

報知新聞社

最終更新:1/22(水) 6:00
スポーツ報知

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