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サウジ皇太子がジェフ・ベゾス氏の携帯をハックとの分析結果-関係者

1/22(水) 9:54配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 米アマゾン・ドット・コムの最高経営責任者(CEO)で米紙ワシントン・ポストのオーナーでもあるジェフ・ベゾス氏の携帯電話が、同氏とサウジアラビアのムハンマド皇太子によるメッセージアプリ「ワッツアップ」上のやり取りの後にハックされた。ハッキングの分析結果に詳しい関係者2人が明らかにした。

ハッキング発生前に皇太子からベゾス氏に送られた2018年半ばのメッセージは穏やかな内容に見えたが、同氏の携帯がハッキング被害に遭う事態につながったコードが隠されていたことを示す証拠が調査で見つかったという。調査の非公開を理由に関係者1人が匿名を条件に語った。別の関係者によれば、皇太子が使用したワッツアップのアカウントが関与していた可能性がやや高いことが分析によって示された。

英紙ガーディアンは21日、ベゾス氏の携帯からのデータ盗難は18年にムハンマド皇太子の個人アカウントから動画の感染ファイルが送付されたことが始まりだったことを分析が示したと報道。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、分析は世界的なビジネス助言会社FTIコンサルティングが実施。同紙がその内容を確認した。FTIの担当者は「顧客との関与あるいは関与の可能性についてコメントや確認、否定はしない方針だ」と述べ、コメントを控えた。

ベゾス氏と妻のマッケンジーさんは昨年1月、25年の結婚生活に終止符を打つと発表。タブロイド紙ナショナル・ エンクワイアラーはそれから間もなく、ベゾス氏と元テレビ司会者ローレン・サンチェス氏の不倫関係について報じた。

ベゾス氏はその後、不倫暴露の報道の背後に政治的な動機や外部勢力の存在はないと同氏自身が公に確認しなければ、さらに気まずくなる内容のテキストメッセージや写真を掲載するとナショナル・ エンクワイアラーに脅迫されたとブログ投稿で主張した。

ベゾス氏のセキュリティー担当顧問を務めるギャビン・デベッカー氏は昨年、不倫関係をナショナル・エンクワイアラーが暴露する前にサウジ政府がベゾス氏の電話データにアクセスしていたと指摘。それを直接裏付ける証拠は示さなかった。

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最終更新:1/22(水) 14:32
Bloomberg

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