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デンソー:三菱自の排ガス不正疑いで、参考人として捜査を受ける

1/22(水) 13:24配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): デンソーは三菱自動車が排ガス検査で基準を超えないようにする不正装置が取り付けられていた疑いでドイツ検察当局の捜査を受けた問題を巡り、デンソーは22日、同社も当局から参考人として捜査を受けたことを明らかにした。

同社の広報担当者は警察および検察当局がドイツ国内の関連10カ所で家宅捜索を実施した中に同社の技術拠点も含まれていると述べた。捜索を受けた拠点の数や場所など詳細については捜査中のため言及を控えるとした。

報道を受けてデンソー株は午後の取引で下げ幅を拡大。一時前日比3.1%安の4850 円と2週間ぶりの日中下落率となった。

警察および検察当局は21日にドイツ国内の関連10カ所で家宅捜索を実施したと、フランクフルト検察の広報担当、ナージャ・ニーセン氏は電子メールで発表した。うち3カ所はドイツの自動車部品メーカー、コンチネンタルの事業所。コンチネンタルが電子メールで送付した文書によると、同社は証人として捜査に全面的に協力している。

当局はコンチネンタル以外にもう1社のサプライヤーが家宅捜査を受けたとしたものの、ニーセン氏は社名についてコメントを控えていた。

不正装置搭載が疑われるのは、欧州連合(EU)の排ガス基準「ユーロ5」と「ユーロ6」に対応する1.6リットルと2.2リットルの4気筒ディーゼルエンジン。当局は14年以降に該当エンジンが搭載されている自動車を購入した顧客に対し、警察に連絡を取るよう呼び掛けている。

ディーゼルエンジンの排ガス不正問題では15年に独フォルクスワーゲン(VW)が米国で検査時だけ排ガスをコントロールする機能がフル稼働するソフトウエアを搭載していたことが判明して以降、多くの自動車メーカーが調査の対象となっていた。

デンソーのウェブサイトによると、同社はドイツのヴェグバーグ市とエヒング市などに研究開発拠点を持っている。

(c)2020 Bloomberg L.P.

Tsuyoshi Inajima

最終更新:1/22(水) 14:03
Bloomberg

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