ここから本文です

夫「オレはよくやっている」 妻「まだまだ足りない」 家事育児の「認識ズレ」を埋めるために知っておくべき“需給ギャップ”とは?

1/23(木) 10:28配信

ITmedia ビジネスオンライン

 昨今は旧来の日本式モデルともいえる「夫が働き、妻は専業主婦」が変容しつつある。行き過ぎた長時間労働にメスが入り始め、子どもがいる家庭でも、夫婦が共働きで家計を支える世帯が増えてきた。

【画像で見る】男性側がもっとやるべき家事・育児一覧

 そこで問題になるのが家事や育児の分担だ。旧来のモデルでは、「外で働いているんだから、家のことは任せる」と夫が家事育児に積極的ではない家庭も多かった。しかし、夫が家庭を顧みず妻にまかせっきりにすることで不満が募る、という声も聞く。「働くママ」が増えた昨今では、旧来以上に夫婦で協力して家事育児をこなす必要がある。しかし、実際にはなかなかうまくいっていないようだ。

 ていねい通販(大阪市)は1月22日、「共働き夫婦の家事と育児に関する調査結果」の結果を発表した。これによると、「家事の負担はパートナーよりも自分の方が大きいと思う?」という質問に対して「そう思う」と答えた女性は全体の90.8%にのぼった。育児に関する同様の質問でも、90.4%が「そう思う」と回答。

 「パートナーに対して、家事にもっと協力的になってほしいと思う?」に対しても「そう思う」と答えた女性が83.3%と、大多数を占めた。育児に関しても86.7%が同様の回答をした。また、全体のうち44.4%の女性が「パートナーに家事・育児を協力してもらうためにさまざまな“工夫”を行っている」と回答。「当たり前のことでも、必ずオーバーにありがとうと言って喜ぶようにしている」「自分のやり方と違っても批判しない」といった方策が挙がった。

 一方、「家事をパートナーと分担できていると思う?」という質問に対し、「そう思う」と答えた男性は72.8%。育児についても、76.8%の男性が「そう思う」と答えた。男性側は「自分はよくやっている」と考える人が多い一方で、女性側は「まだまだ足りないよ」と思っている。そんな現状が浮き彫りになった。

女性側が負担に感じる家事・育児とは

 調査では、女性側に「意外と負担に感じている家事・育児」を聞いた。

 家事でトップに挙がったのは「食事の献立を考える」で64.0%が回答した。2位以下は「使った服や道具を元に戻す、しまう」(40.8%)、「ベッドや布団を整える」(28.0%)と続く。育児に関しては「お風呂の後に髪を乾かす、身体を保湿する」が43.6%でトップ。「爪切り」(37.6%)、「保育園への持ち物チェック」(36.4%)と続く。

 一方、「男性が積極的に行っている家事」では、女性が面倒に感じているものが上位にはなかった。「食事の献立を考える」は14.0%で16位。「使った服や道具を元に戻す、しまう」(27.2%)が7位、「ベッドや布団を整える」(27.6%)は6位だった。こうした男女の「需給ギャップ」が、認識のズレにつながっているといえるかもしれない。

 調査はネオマーケティング協力の下、2019年12月25~27日の期間、全国の20代~30代男女500人を対象に、インターネット上で行った。

ITmedia ビジネスオンライン

最終更新:1/23(木) 10:28
ITmedia ビジネスオンライン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo! JAPAN 特設ページ