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国内初!信号を制御しながらの自動運転バス実証実験 沼津市

1/23(木) 16:49配信

静岡朝日テレビ

沼津市で、きのうから自動運転バスの走行実験が始まりました。車を運転する時に確認する「あるもの」をスムーズに通過できる国内初の取り組みも試されています。

●記者:「私の後ろにあるこちらのバス、一見小さなバスのように見えるんですが、上のほうを見てみるとアンテナのような装置が付いています。実はこれ、自動運転のバスなんです」

自動運転バスの実証実験で使用されるのは電気で走る小型バスです。位置を特定するGPSや前方に障害物がないかを察知するセンサーなどが取り付けられています。果たしてその実力は?

●記者:「おっ、曲がりますね今。曲がろうとしていますが、バスは運転手さんが操作をすることなく曲がりました。自動で運転が始まっています」

小刻みに動くハンドル。バスは、運転手がハンドルを握らなくても走っていきます。緊急時のみ手動で操作をする仕組みです。定員は14人で、今回の実験では沼津港から沼津駅までのおよそ2kmの区間を1日7往復します。バスの最高速度は時速19km。ゆっくりと進むため乗り心地が良く、周りの景色をじっくり楽しむことができます。

ただ、ゆっくり走ることでこんな場面も…

●記者:「時速が19kmということで、スピードが遅いせいか、ちょっと後ろには渋滞ができ始めています」

1車線の道路では追い越しができないため、何台もの車がバスを先頭に連なっていました。この後、バスは沼津駅方面へ。ここで、新たな実験が始まります。沼津駅近くの5つの信号機がバスに取り付けられたセンサーと連動。バスの位置情報を管制センターが把握し、青信号の時間を伸ばすことでスムーズに信号を通過できるようにします。公道で、信号を制御するシステムと自動運転を組み合わせて実験するのは国内で初の取り組みです。

●実験のシステムを開発した群馬大学・小木津武樹副センター長:「自動運転は信号を認識させていくことが非常に大事な要素なのでその第一歩として非常に有意義だった」「自動運転技術をこの路線に導入が進められることでこの地域の観光と周辺の発展につながっていければ」

●沼津市・頼重秀一市長:「科学技術を活用した街づくりをこれから積極的に進めていく」「こういう機会があれば社会実験の場として沼津を提供していければ」

自動運転バスの実証実験は今月31日まで行われる予定です。

最終更新:1/24(金) 9:48
静岡朝日テレビ

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