ここから本文です

「社員も苦労しているのでは…」出店者たちの猛反発の中、楽天が“送料無料”強行へ

1/23(木) 17:51配信

AbemaTIMES

 通販サイト大手「楽天」が3月18日からの実施を打ち出している、“3980円以上の買い物で送料無料”の方針。利用者にとっては有り難いと感じられる施策だが、送料は実質的に各出店者が負担するか、価格に転嫁されることになるため、出店者の組合である楽天ユニオンは撤回を求めてきた。

【映像】楽天送料無料=タダ働き?出店者から怒りの声

 楽天ユニオンは22日、約1700店舗分の署名を公正取引委員会に提出。出店者の一人は「送料無料という言葉は、僕の耳には“タダ働き”と聞こえる。3980円以上送料無料でも大丈夫と、消費者の方に誤解されたくないと思っている」と主張。勝又勇輝代表は「楽天が1円も負担しないで共通の無料ラインで儲けるというのは出店者としては納得できない」、「手数料が上がっていってしまって、送料無料ラインも導入されてしまうと利益が何も残らなくなる」と訴えた。また、代理人の川上資人弁護士も「こういった行為は明らかに不利益を店舗側に押し付けるものであって、優越的地位の濫用に当たる」と述べた。

 同日の会見で、公正取引委員会の菅久修一事務総長は「個別の案件には答えられない」としながらも、「例えばオンラインモール運営事業者が出店者に対して優越していて、そういう場合に不当に不利益を与えるようなやり方で取引条件を変更するという場合には、独占禁止法でいえば優越的地位の濫用にあたる可能性はある」としている。

 これに対し楽天側は「楽天市場の出店店舗数は約5万でそれぞれ送料が違い、価格比較が難しい」「Amazonは2000円程度、ロハコは3240円となっていて、楽天の3980円は決して低いものではない」と反論。「各店舗の送料がまちまちで分かりにくいという声がある。この不満を取り除けば利用者の増加につながり、店舗の売上にもつながる」と主張。仕事始めの6日、三木谷浩史会長も「楽天市場の送料無料の件に関しては順調か?」との問いかけに「はい。3月から予定通りに開始する」と答えている。

1/3ページ

最終更新:1/23(木) 17:51
AbemaTIMES

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事

Yahoo! JAPAN 特設ページ