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モーグル界のエース堀島行真の理想は羽生結弦「今は新しい自分」絶対王者を倒して初の年間優勝へ

1/23(木) 22:05配信

中日スポーツ

 フリースタイルスキー・モーグル男子で2018年平昌冬季五輪代表の堀島行真(22)=中京大=が自身初となるW杯総合優勝に向けて奮闘している。張家口・太舞(中国)での第2戦で今季初優勝を飾るなど、年内3戦全てで表彰台に立ち、現時点で平昌五輪王者のミカエル・キングズベリー(カナダ)に次ぐ総合2位。25日からの第4戦(カナダ・トランブラン)からの残り10戦で全力を尽くす。

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 昨年末に帰国した後は日本国内で調整した堀島は「日本ではできる限りのことができたと思います。大会に向けたモチベーションが上がってきているので楽しみです」と意気込んだ。

 今は新しい姿を模索している。オフに持病の腰痛が悪化。「このままなら体を壊す」と思うほどの痛みを感じて、考え方を変えた。昨季までのようにがむしゃらに練習するのではなく、まず頭で考えてから行動に移すようにした。求めるのは質。コーチやトレーナーの意見とより話し合い、意見も聞くようにした。オフはターンの安定を目指して今季に備えてきた。

 新たな試みにかじを切っただけに、不安を覚えながらの開幕だったが、ルカ(フィンランド)で行われた第1戦で2位。自分がしてきたことは間違いではなかったと確信した。単独ではなくチームを組んで頂点を狙う“ニュー堀島”スタイルへの自信は次第に深まる。

 「昨年までとは違う風景が見えかけています。扉を開けて少しのぞいているというか…。今は新しい自分に踏み出しつつあると思います」

 そんな堀島が参考にするアスリートがいる。五輪で連覇したフィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)だ。面識はあまりないが、世界で戦い、勝利を求められるという立場は、堀島が目指すものと同じ。2017年の世界選手権でモーグル、デュアルモーグルとの2冠を達成したとはいえ、平昌五輪では悔しい途中棄権。22年の北京五輪での金メダルを目指している22歳にとって、羽生は王者のメンタリティを学ぶにはピッタリの存在といえる。

 「勝つことが義務付けられる人はどういった気持ちでやっているのかとか影響を受けたりするところはあるし、こういうメンタルなんだと分かるようになってきました」

 総合優勝に向けて、W杯通算58勝を誇る「絶対王者」キングズベリーとの激しい争いが予想される。「本当に頑張ったら超えられそうというか、いい目標の選手と思えるようになっています」。高い壁を乗り越えて、初のW杯の頂点へ駆け上がる。

最終更新:1/23(木) 22:05
中日スポーツ

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