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【ハイブリッド否定】ブガッティ 第2のモデル 日常的に使えるEVモデルを目指す 5年以内に

1/23(木) 11:50配信

AUTOCAR JAPAN

第2のモデルは実用的なモデル

text:Rachel Burgess(レイチェル・バージェス)


将来のブガッティ電動モデルは、ハイパーカーではなく、ブガッティらしいパフォーマンスと特別感を備えた実用的なクルマとなる。

ブガッティのCEO、ステファン・ヴィンケルマンは、「この新しいモデルは、週末だけではなく、毎日運転できる実用的なクルマとなります。

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シロンとはデザインも目的も異なるものとなるでしょう」と述べている。

シロンよりも生産台数の多いモデルを追加しても、ブガッティの特別感と再販価格に影響はないとヴィンケルマンは考えている。

「生産台数を数千台とした場合、アメリカで300台、ヨーロッパで300台、アジアで300台などとなるでしょう」

「このレベルの台数ですと、実際に見かけることはほとんどありません。特別感への影響はないでしょう」

ブガッティの第2のモデルは、SUVまたは4ドアGTのいずれかである可能性が高いと言われているが、ヴィンケルマンはフォルクスワーゲングループの取締役会による決定が、まだ下されていないと述べている。

「ブガッティにとって、とてもいい機会になるでしょう。しかし、VWグループのような大きな組織には、多くの優先事項があるようです」

「電化革命の真っ只中にあり、どこにお金を使うかを決めなければなりません」

「第2のモデルの投入にあたって、会社の規模を2倍以上にする必要があるかもしれません」

「全員が100%コミットする必要があることは明らかです。それだけでは足りないかもしれません」

5年以内にEVモデルとして登場か

「目指すものがハイパースポーツカーでないのであれば、W16エンジンを搭載する必要はありません。電動化は正しいアプローチだと思います」

プラットフォーム共有化について、「アウディとポルシェがEVプラットフォームを共有しているように、グループ内でのプラットフォームの共有化は一般的ですが、ブガッティの性能では共有化はないでしょう」とヴィンケルマンは述べている。

また、「航続距離を伸ばすよりも、ある程度のパフォーマンスのゆとりを優先します」と言い、EVの航続距離よりも加速と最高速度が、はるかに重要だと付け加えた。

ヴィンケルマンは、ハイブリッドは、ブガッティモデルにふさわしくないと思っており、内燃エンジンまたは完全な電動パワートレインの搭載を望んでいる。

「ハイブリッドでは最先端の技術を提供できないと、わたしは考えています」

「最高のパワートレインを搭載するべきです。5年以内に、EVモデルが登場する可能性が高いでしょう」

充電はもう1つの大きな課題だ。

ヴィンケルマンは、EVの充電時間はガソリンの給油時間と同じにする必要があると述べている。

「アメリカ、イギリス、アジアなどの東海岸と西海岸のような、インフラが整った場所で電気自動車を販売します」

「複数のモデルを提供する予定です。少なくとも1つではないでしょう」

ルーツに学ぶ

ヴィンケルマンは、創業者のエットーレ・ブガッティの以前の作品も参照している。

「エットーレ・ブガッティの試みは多岐にわたっていました。彼は可能なすべてのボディスタイル、エンジン、セグメントに挑戦しています」

「歴史を振り返らなければなりません。わたしはルーツが重要だと考えます」

「ブガッティには、長い間アクションがありませんでした」

「ハイパーカー・ブランドを確立することは良いことでしたが、エットーレはほかにも本当に多くのことを試みています」

「わたし達はまだスタート地点にいます。小さな会社ですから、常に正しい方向に進んでいることを確認しながら、歩んでいかなければなりません」

AUTOCAR JAPAN

最終更新:1/23(木) 11:50
AUTOCAR JAPAN

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