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県内合宿地盛り上げ準備加速 五輪まで半年

1/24(金) 0:00配信

北日本新聞

 東京五輪の開幕が24日でちょうど半年後に迫った。県内では黒部市がインドのアーチェリーチーム、高岡市がポーランドのレスリングチームの合宿地に選ばれている。徐々にオリンピックムードが高まる中、合宿の受け入れや盛り上げの準備状況を探った。 (荒木佑子、田辺泉季)

■黒部市/選手と交流計画

 黒部市は6月下旬から7月中旬にかけて、アーチェリー競技インド代表の事前合宿を受け入れる。出場が決まっているインド代表は男子3人、女子1人。中ノ口緑地公園や市健康スポーツプラザが練習会場となる。

 ホストタウンとして、競技や文化体験を通じた交流を深めたい考えで、大野久芳市長は23日、東京の駐日インド大使館を訪れ、サンジェイ・クマール・ヴァルマ大使らに市が計画するイベント案を説明した。

 計画案では、選手に日本文化の体験や郷土芸能鑑賞を楽しんでもらうほか、地元の小中学生らとの競技体験会や交流イベントを開く。インド料理を取り入れた学校給食や料理教室、ヨガ体験も企画予定。五輪後に記念大会を創設し、交流を継続していく。

 市によると、ヴァルマ大使らは交流に積極的な姿勢で、インド文化を紹介するDVDの活用の提案があった。大使からは、可能なら事前に一度黒部を訪れたいという希望も伝えられたという。

 交流イベントの詳細は事務レベルで今後詰める。大野市長は「思っていた以上に積極的でうれしく思う。大使にお会いしたことで、準備作業に拍車を掛けていきたい」と話した。

■高岡市/試合当日にPV

 高岡市では、同市早川の市竹平記念体育館で4月から7月の間にポーランドのレスリング代表チームの事前合宿が行われる。

 同市はリオデジャネイロ五輪金メダリストの登坂絵莉選手の出身地で、レスリングが盛んな地域。合宿にはポーランドから女子53、57キロ級の2選手が参加することが既に決まっており、市民が練習を見学できるよう調整する。日程や日本からの参加選手、歓迎会の開催などについては未定で、ポーランドや競技団体などと協議を進めている最中だ。

 市竹平記念体育館は2018年12月から19年5月にかけて空調や照明、電気設備などを改修。19年には市内の学校給食にポーランドの献立を取り入れるなど、選手の受け入れと合宿盛り上げのためにハード、ソフトの両面から準備を進めてきた。

 今年もポーランドにちなんだ献立を学校給食で提供する予定で、東京五輪の試合当日には市内でパブリックビューイング(PV)を行う計画もある。

 市教委スポーツ課は「ポーランド側と話し合いながら準備を加速させたい。市民の皆さんと一緒に五輪に向けて盛り上がれるよう機運を高めていきたい」とした。

最終更新:1/24(金) 7:47
北日本新聞

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