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私は胎教も早期教育もあまりしなかったけれど。

1/24(金) 11:02配信

本がすき。

子育てをしているとわからないことが次から次へと出てくる。ネットで調べても情報が多すぎて、迷いは深まるばかり。戸惑ったのは、東大医学部を卒業したママ医師の森田麻里子さんも同じだ。そこで森田さんは、科学的な裏付けを調べることにした。国内外の最新の論文や文献に目を通し、妊娠中の予防接種や離乳食、寝かしつけなど現時点での「正解」を考察。この1月には、『東大医学部卒ママ医師が伝える 科学的に正しい子育て』という一冊の新書としてまとめられた。長年の慣習や思い込みの誤りに気づくことも多かったという森田さんがたどりついた「科学的に正しい子育て」とは?

テレビや動画の善悪は「断言」できない

――夜泣き(第1回目)、離乳食(第2回目)、と来て、最終回は、子どもにテレビや動画を見せていいのかどうか、しつけや教育はどうするべきなのか、お伺いしたいと思います。

森田 教育は、エビデンスがなかなか揃わないんです。読み聞かせがいいとか、いろんなおもちゃを与えたほうがいいというのはわかっていますが、それ以上になってくると、何が正しいとは簡単に言えません。

――胎教はどうでしょうか。モーツァルトを聴くといいと言われますが。

森田 教育全般に言えることですが、効果をどうやって測るかが難しいんです。絶対音感を身につけるためには、3歳、6歳と小さな頃に音を聴かせるとよいといわれます。

でも、それで絶対音感が身についたとして、それがその子にとって、どのように好ましい影響があったのか、あるいは好ましくない影響があったのか、何を基準に調べればいいのかがわからない。

教育の目標は、同じ人間を作ることではなく、その子のいいところを伸ばすことですよね。だから、全員にとってこれが100パーセントいいという方法はおそらくないと思います。

――森田さん自身は、胎教は?

森田 全然してないです。仕事が忙しくてそんな余裕もありませんでした。「お腹の赤ちゃんにどんどん話しかけてください」と言われますが、私はちょっと恥ずかしくて、お風呂の時にちょっと話しかけるぐらいでした。

産休に入ってからは本当に暇だったので、育児書や教育書は読みました。
あとは、いい機会だからと世界史の勉強もしました。それが胎教になっていたらうれしい、みたいな感じです(笑)。

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最終更新:1/24(金) 11:02
本がすき。

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