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1軍スタートの万波中正(横浜‐日本ハム) 高卒2年目の大器はチャンスをモノにできるのか

1/24(金) 8:00配信

高校野球ドットコム

 2月1日の春季キャンプ開始に向け、各球団による一軍・二軍の振り分けが発表されている。

【写真】横浜高校時代には投手もやっていた万波中正

 この振り分けは必ずしも開幕一軍と同じわけではない。人数はもちろんだが、調整を任された主力やベテランは二軍スタートということも頻繁にあるからだ。今年でいうと巨人ではS班が設けられており坂本 勇人、丸 佳浩、炭谷 銀仁朗、亀井善行の4人は二軍スタートとなる。

 一方でレギュラーはもちろん、一軍を保証されているわけではない選手たちにとってキャンプでの一軍入りはアピール機会だ。彼らはキャンプでアピールをし、オープン戦への出場機会を得ることが大事であり、さらにそこで結果を出すことで初めて開幕一軍切符を手にできるのである。

 そんななか、日本ハムの高卒2年目・万波 中正が一軍キャンプスタートを勝ち取った。ルーキーイヤーだった昨シーズンは一軍で2試合に出場したものの無安打。結果を残すことができなかっただけに、まずは開幕一軍が大目標となる。そのための第一段階をクリアしたわけだ。

 日本ハムの外野陣は激戦区となる。西川 遥輝、大田 泰示といった主力組。王柏融に近藤 健介、さらには松本 剛や谷口 雄也、そして清宮 幸太郎も左翼を守ることがある。レギュラー奪取は決して簡単ではないだろう。

 しかし、その顔ぶれを見てもわかる通り、右で長打を期待できる存在は大田しかいない。その大田も万波とは10歳もの年の差がある。他の選手にはない長打力を売りとすれば、次世代の右の外野手として一軍入りも見えてくる。また、チームで見ても中田 翔に次ぐ右の大砲はおらず、次世代の主砲候補としてはうってつけだ。

 一般的に見ると、高卒2年目の大砲候補という存在は、二軍で実戦を積む段階だろう。だが、昨シーズン高卒2年目の村上 宗隆(ヤクルト)が開幕スタメンから全143試合に出場し、36本塁打を放つブレイクを見せた。チームメートの清宮も一軍で7本塁打を放っている。こういったことから見ても、万波が一軍で活躍することは不可能、とは言い切れないだろう。

 とはいえ、今は一軍メンバーに選ばれただけ。2月1日から始まる春季キャンプでアピールし、オープン戦で結果を残すことに期待したい。

勝田 聡

最終更新:1/24(金) 8:00
高校野球ドットコム

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