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“路上の伝説“兼日本一のYouTube格闘家が連続参戦! 2020年のRIZINが熱い!!

1/24(金) 19:34配信

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「RIZIN.21」で朝倉未来がダニエル・サラスと激突

 格闘技プロモーションRIZINは24日、都内で「RIZIN.21」(2月22日、浜松アリーナ)の会見を開き、朝倉未来とダニエル・サラス(メキシコ)のMMAルールによる試合を含め、12試合(うちキックボクシングルールは5試合)の対戦カードを発表した。

【写真】地元愛知で無敵、RIZIN6戦全勝を誇る“路上の伝説“朝倉未来の実際の写真

 会見の冒頭、榊原信行CEOは「過去5回の大晦日大会の中で、過去最低の記録を叩き出してしまって」と苦笑し、フジテレビによる昨年大晦日の「RIZIN.20」中継が低視聴率だったことに言及。「僕らとしてこれはホント悔しい。大晦日のゴールデンタイムであれだけの放送枠(午後6時から5時間45分)を『紅白』や『ガキ使』の裏でいただきながら……。(今年の大晦日は)一般の人にあれだけ多くの試合を見てもらえる仕掛けを考えて、1年かけて絶対数字を取ってやろうとそう思っています」と、リベンジを約束した。

 具体的な数値目標は「今回は平均5.2%という記録だったのを、平均10%を目標に」と表明。「一般のコアじゃない人たちの興味・関心を取れるようにあらゆる手を尽くしたい」と訴えた。東京五輪が開催される2020年、「五輪イヤーだからこそ、五輪競技に負けないぐらいのパワーを発信していきたい」と続けた。

 実際、榊原CEOの言葉を裏付けるように、2020年の初陣を飾る「RIZIN.21」には、いきなり未来を投入してきた! 率直に感想を述べるなら、これには非常に驚かされた。

 これは当初、弟の朝倉海から「強い思いで参戦に関する直談判を受けた」(榊原CEO)ものの、年末のマネル・ケイプ戦の敗退によるダメージが残っており、肉体的に完治できていないため、経過観察をしようと判断。となれば、年末の試合で瞬間最高視聴率を弾き出した(数字は非公開)「未来に行ってもらうしかない」と兄の未来に白羽の矢を立てたという。

 未来といえば、中学・高校時代は、刺激と強者を求めて喧嘩に明け暮れる日々を過ごし、地元・愛知県では敵なし状態。現在も“路上の伝説“と呼ばれるが、これまでRIZINでは18年8月の初参戦以来、6戦全勝を誇る。昨年5月にはYouTubeにもチャンネルを立ち上げると、半年足らずで約70万人という驚異的なチャンネル登録数を獲得。日本有数のYouTuberに成り上がっている。
 
 つまりRIZINにおいて最も注目度ナンバーワンのファイターである未来を温存せずに、いきなり20年のRIZIN開幕戦のメインで行くことが決定したのだ! それだけではない。さらに驚かされたのは、未来が4月に予定される横浜大会にも参戦することを快諾しているという点である。

 というのも未来は、昨年末の段階では「試合1年に2回ってそんなに少ないか?」と自身のSNSアカウントでコメントするなど、今年はYouTuberとして本格的に活動したい意向を示唆していた。

 いったい未来にどんな心境の変化があったのか。

 これに関して未来は「浜松は地元(愛知県豊橋市)にも近いので地元のファンに会場の迫力や緊張感を体感してもらえたらと思って出ることにした。相手が誰にせよ、盛り上げる試合をして自分が勝とうと思う」と参戦に至った動機を明かす。

 また、連戦を決めた理由については、「4月は元々出ようとしていたので変わらず出るっていう感じなんですけど、2月はスター選手がいないみたいだったので、僕が出て盛り上げようかということになりました。(試合は年間)2試合と思っていたんですけど、4月の時点で2試合終わっちゃうので、それなら僕も格闘技人生、あとどれくらい続くかわからないので、今年は勝負の年じゃないですけど、4試合くらいやって。強いヤツともやって(強さを)証明していきたいので、今年は格闘技にかける1年にしようかと思います」と心境の変化に至った理由を語った。

 もちろん、今最も勢いと注目度のある未来が、自身の軸となる格闘技に重点を置く選択をしたのは喜ばしい限りだが、それは即ち、自身の役割がこの業界を背負う立場になっていると自覚し始めてのことだろう。

 ちなみに今回の未来は、年末にあったフェザー級(66キロ)としての試合ではなく、68キロ契約での試合となる。この点について未来は、「年末の試合は1年ぶりのフェザー級での試合だった。そこまでずっとライト級(70キロ)でもやっていたので大丈夫だと思う」とコメント。

 昨年は勝利した試合のリング上から、自身のYouTubeチャンネルでのチャンネル登録を呼びかける場面も見られたが、今回の会見ではYouTubeに関するコメントは封印。この点だけでも、格闘技にかける思いの強さが伝わってきた。

 榊原CEOによれば、20年は首都圏、地方を含め、6、7大会の開催を予定しているというRIZIN。まずはその初戦となる「RIZIN.21」を熱のあるものにしなければならない。今回の舞台となる浜松アリーナは1万人規模の会場。それだけに、この大会の盛り上がりや会場の熱こそが年間を通じて連鎖していくことは確実だ。

 果たしてRIZINは、未来の勢いを利用して、一気に“伝説“まで成り上がれるのか。そして1年後の会見では目標である10%を達成した喜びの会見を披露できるのか。20年の日本格闘技界、いよいよ開幕に向けたゴングが鳴る!!!

“Show”大谷泰顕

最終更新:1/25(土) 0:58
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