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106年ぶり珍事はないだろうけど…徳勝龍が1敗死守「夢のまた夢」の優勝へ無欲で“1敗対決”へ

1/24(金) 22:12配信

中日スポーツ

◇24日 大相撲初場所13日目(両国国技館)

 奈良県出身だから「神の手」というよりも「仏の手」か。いずれにしても神懸かっていることは間違いない。土俵際まで豊山に押し込まれたところで徳勝龍は左からフンッ! 4日連続、今場所だけで5回目となる突き落としがさえ渡った。1敗を守り14日目は正代との直接対決を迎える。

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 「プレッシャーはないんで。今場所は特に、自分が一番下なんで。負けても取りこぼしじゃないじゃないですか」。挑戦者は強い。

 現時点で優勝の可能性があるのは徳勝龍、貴景勝、正代の3人だけ。平幕優勝は30回(29人)あるが、平幕以下との対戦のみで優勝したのは1914年5月の両国しかいない。徳勝龍が14日目も勝ち進めば、千秋楽に貴景勝と対戦が組まれる可能性が高い。

 周囲から連日、励ましのメッセージが届く。この日も「50件くらいきてます」。そして、そのすべてに返信しているという。師匠の木瀬親方(元幕内肥後ノ海)は「(優勝は)夢にも思っていない。夢のまた夢です。慣れてるところはいいけど、うちのとこはなってみないと。ここまできたら三賞はね。おれも取ったことないけど、あいつも取ったことないから」。師弟は謙虚に、無欲にそのときを待つ。

最終更新:1/24(金) 22:53
中日スポーツ

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