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高性能でも生き残れなかった理由とは!? 短命だったエンジン5選

1/24(金) 6:10配信

くるまのニュース

なぜ短期間しか生産されなかったのか? 短命だったエンジンたち

 新たにクルマのエンジンを開発するには、技術力とともに莫大な費用がかかるというのが一般的です。

【画像】悲しい… わずか1年の生産で終了したエンジンも…

 とくに従来まで生産していたエンジンと大きく異なるレイアウトを採用した場合は、鋳造の金型や生産設備を一新する必要があるため、慎重に生産計画を立てる必要があります。

 メーカーとしては、なるべく長い期間にわたり、同一種のエンジンを生産することを目指さなければ、利益には繋がりません。

 しかし、さまざまな事情で、ほんの数年で姿を消してしまったエンジンも存在。そこで、生産期間が短かった悲運のエンジンを5つピックアップして紹介します。

●日産「VE30DE型」

 1980年代後半に、2リッター以上の高級車用エンジンを、直列6気筒からV型6気筒へ置き換えを進めていた日産は、SOHC V型6気筒の「VG30E型」だけでは商品力が弱かったため、DOHC化した「VG30DE型」エンジンを開発します。

「フェアレディZ」や「シーマ」などに搭載された3リッターV型6気筒DOHCの「VG30DE型」エンジンは、縦置きにしか適さないFR専用エンジンだったため、横置きのFFに対応するために「VE30DE型」は新たに開発されました。

 VE30DE型エンジンが搭載されたクルマは、1991年のマイナーチェンジで登場した3代目「マキシマ 3000SV」で、最高出力195馬力を発揮し、マキシマの商品力を向上させました。

 VG30E型をベースに設計されたので、レイアウト自体は大きく変更されていませんが、マキシマのエンジンルームの関係で、シリンダーヘッドとバルブ駆動系(タイミングチェーンまわり)は新規で設計されています。

 1992年からは北米仕様のマキシマにもVE30DE型エンジンが搭載されましたが、パワーの割にエンジン重量増という欠点もあり、1994年のモデルチェンジ時にFF/FR共用として新しく開発されたV型6気筒「VQ30DE型」エンジンにスイッチされました。

 そのため、VE30DE型はマキシマ以外には使われず、わずか3年間で生産を終了してしまいます。

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最終更新:1/24(金) 16:51
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